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知っていて損はない!歯に関する雑学・おもしろ知識を紹介
人生で一度は歯に関する逸話や豆知識、雑学について触れ合った経験があるかもしれません。
残念ながら、忘れてしまっていることが多いです。
中には覚えておくと得する豆知識や雑学があるのは事実です。
自分自身にとって有益となり、知らない人に雑学を教えることで優越感を得られるかもしれません。
今回は、知っていて損はない歯に関する雑学・おもしろ知識について解説していきます。
記事後半では新宿ルーブル歯科・矯正歯科を紹介しますので、定期検診に通われている人は歯科医から何か雑学や豆知識を得てみてはいかがでしょうか。
目次
歯に関する雑学・おもしろ知識を紹介
歯に関する雑学やおもしろ知識について紹介していきます。
気になったものや明日へ実践できる内容も含んでおりますので、参考にしてください。
歯磨きの後のうがいは1回だけ?
歯磨きした後は口の中に歯磨き粉が残っているので、普通に考えると口をゆすいでから何度かうがいしてから歯磨きを終えます。
実は歯磨き後のうがいは1回だけで十分です。
理由は、歯を虫歯から守るフッ化物(歯磨き粉のペーストに含まれるフッ素など)がうがいによって洗い流されてしまうからです。
何度もうがいをすると、口の中に残った細菌を洗い流してくれますが、歯を守るフッ化物も流されてしまいます。
少なくとも日本製の歯磨き粉はペーストに含まれる物資が身体に残っても安全な濃度ですので、安心して使用できます。
歯周病ははるか昔から存在した?
歯周病は戦後に多く発生していた歯の病気ではありません。
遥か昔のネアンデルタール人が住んでいた時代に、発掘されたあごの骨から歯周病の痕跡が認められました。
また、古代エジプトのミイラには歯周病による歯肉の炎症が痕跡として認められ、古代の人が歯周病になっていた重要な証拠です。
古代人がどんな食生活を送っていたのか定かではありませんが、虫歯の要因とされる砂糖のような甘味のある食べ物が習慣となっていた可能性があります。
歯磨きの文化があったのかどうかによっても左右されますが、歯周病は遥か昔から存在していた歯の病気であることに違いはありません。
かつて存在したお歯黒文化
現代の日常生活では垣間見えないですが、かつては明治初期まで続いていた女性の習慣でした。
戦国時代の武将であれば今川義元がお歯黒を愛用していたとされており、少なからず男性もお歯黒を実践していたようです。
当時お歯黒は鉄漿水(かねみず)と呼ばれる酢酸に鉄を溶かした茶褐色・悪臭の溶液を使用して、歯を意図的に着色していました。
虫歯抑制効果があるとされていますが、どの程度の効果なのか不明です。
お歯黒の起源については日本古来のものや外国からの伝播など諸説ありますが、紆余曲折を経て日本の文化として根付いていた事実には変わりありません。
意外!鉄より歯の方が硬い!
一見すると、鉄と歯を比べれば鉄の方が硬いイメージがあります。
しかし、モース硬度という物の硬さを量る単位では、最大10段階のうち「7」に相当し、鉄は「4」と開きがある結果でした。
つまり、鉄より歯の方が硬いです!
ちなみに人間の歯の表面を覆っている「エナメル質」が一番硬い組織とされ、「象牙質」の内部は血管などが通っていて柔らかい組織が多いです。
歯の外側を覆うエナメル質は鉄よりも硬いから、硬い食べ物を口にしたとしても、じっくり噛んで食べることが可能なのです。
唾液の量が少ないと口内炎になりやすい!?
唾液の量が少ないと口内炎になりやすいです。
理由は、唾液が粘膜の保護作用を促していて、唾液が少ないと粘膜の保護が行き届かなくなります。
また、唾液は口の中の細菌の増殖を抑えてくれるので、唾液が少ないと細菌の増殖によって口内環境が悪化するので、口内炎になりやすくなるのです。
ドライマウスに悩まされている人は特に注意が必要です。
口臭は身体が発する危険なサイン!?
口臭を発している人は、臭いを他の人に知られないために消臭対策をしているかもしれません。
しかし、口臭には「生理的口臭」と「病的口臭」の2つがあります。
特に後者の病的口臭は舌の汚れや歯周ポケットに潜んでいる細菌が食べカスに反応して起こるもので、自分では危険な臭いとは感じにくいです。
他人からすれば「このニオイはやばい」と判断できるのですが、自分自身ではなかなか感じ取りにくく、口臭だと思ったら身体が発する危険なサインと認識し、対策を講じる必要があります。
【関連記事】歯周病は口臭を悪化させるのか?口臭の理由と予防方法についても解説
自動的に歯磨き?オーストラリアの水道水に含まれているフッ素
オーストラリアの水道水にはフッ素が含まれています。
フッ素は歯磨き粉に使用されている成分の1つで、虫歯を抑制する効果があります。
理想とすれば、口に含んで何度かゆすぐだけでちょっとした歯磨きの効果(洗口液みたいなもの)が得られるかもしれません。
飲用可能ではありますが、体内にフッ素が過剰摂取することで逆効果となることがあるので注意が必要です。
人間ドックならぬ「歯科ドック」
歯科ドックとは人間ドックでいうところの「口に特化したバージョン」です。
歯科医院によっては通常の定期検診(定期健診)と同じ扱いとして歯科ドックを行っているところもありますが、イメージとしては口の中を隅々まで調べます。
人間ドックは全身をくまなく調べて病気の有無を発見するために行われますが、歯科ドックは口腔内に特化してレントゲンやCT画像の撮影、唾液検査などを行います。
検査結果に問題があれば、人間ドックと同様に受診者に伝える仕組みは同じです。
歯は噛めば噛むほど強くなって若返る?
日本では昔から「歯を噛めば噛むほど強くなる」という言葉を巷で耳にしたことがあるかもしれません。
結論から言えば半分は正しいが半分は間違いです。
まず正しい方から説明すると、食べ物をよく噛んで食べることで唾液の分泌量が増えるのです。
唾液にはパロチンという成長ホルモンの一種が含まれています。
別名若返りホルモンと呼ばれており、認知症の予防に効果があるとされています。
間違っている方に関して説明すると、虫歯や歯周病にかかっている人が歯や歯ぐきを鍛えるために歯を噛んでいたとしても逆効果です。
虫歯の場合は、エナメル質が溶けている状態を広げてしまい虫歯が悪化する可能性があります。
歯周病の場合は、過度な噛む力によって負荷がかかり、歯が動くので歯周病を進行させてしまうのです。
歯に神様は存在する?
存在するかどうかは横に置いておいて、実は「歯の神様」信仰が江戸時代から存在しています。
ある医者が治療の過程で一般庶民に対して「まじない」を用いたことがきっかけだとされています。
今でも当時の信仰の名残で風習の中に「上の歯が抜けたら縁の下へ、下の歯が抜けたら屋根の上に投げろ」という言い伝えがあるぐらいです。
ちなみに西洋にはアポロニアという歯の女神がいます。
彼女を崇拝することで歯の痛みから解放されるという言い伝えがあります。
炭酸飲料は歯を溶かす?
コーラやサイダーなど炭酸飲料があります。
炭酸飲料の多くは酸性です。
歯はPH5.5以下になると表面のエナメル質が溶けると言われています。
ただ、唾液は中性のためPH7にすぐさま戻せれば、歯が溶けたしても一瞬だけです。
歯が溶けたことを気にする人は、歯の再石灰化を促すためにも歯磨き粉を使い歯磨きをして対処すれば問題ありません。
八重歯が可愛くみえるのは日本だけ
八重歯は日本の場合、女性がスマイルすると上の歯がチャームポイントとなって可愛くみえます。
しかし、海外では八重歯は別名「ドラキュラの歯」と呼ばれ、特に欧米では忌避される存在です。
海外旅行でアメリカやヨーロッパに行って、現地人に八重歯を見せると悪い印象を与えてしまいます。
八重歯はそもそも不正歯列の一種、歯並びが悪く、歯科医院で矯正すべき歯なのです。
口内炎や歯周病の発生リスクを高めてしまう要因になります。
ガムを食べると虫歯予防につながる
ガムを食べると虫歯予防につながるのは、唾液の分泌量が増えるからです。
とは言っても、酸性物を含むガムは対象外です。
理由は上記で説明しましたが、炭酸飲料と同じように酸性は歯を溶かす性質があります。
特にキシリトール成分が含まれているガムを噛むと、唾液が出やすくなります。
また、キシリトール成分のガムは細菌の増殖やプラークの発生を抑制してくれる効果が期待できるようです。
歯のことについて役立つ知識を得たいなら新宿ルーブル歯科・矯正歯科がおすすめ
新宿ルーブル歯科・矯正歯科は、新宿駅東口直結で徒歩1分の距離にある歯医者です。
東京23区以外にも神奈川や千葉や埼玉など関東地域から来訪しやすい場所に位置しているのでアクセス面の良さを自負しています。
新宿ルーブル歯科・矯正歯科では歯に関することなら何でも知っています。
ゆえに歯の健康を10年後、20年後までも見据えた治療を心がけており、できるだけ長持ちするためにスタッフが尽力しているのです。
歯医者がつまらないと思われないために、歯に関する豆知識を定期検診などでやってくる皆様に必要に応じて提供する用意を整えています。
気になる疑問があれば、遠慮なくスタッフにお声がけください。
まとめ
以上で歯に関する雑学やおもしろ知識について紹介してきました。
今回紹介した中で特に皆様に知っていただきたい内容を再度3つ取り上げました。
- 歯磨きを終えた後のうがいは1回だけが効果的
- 病的口臭は口腔内の環境が悪化していて、放置すると身体全体に影響を及ぼす
- 八重歯が可愛いと思われているのは日本だけ、海外生活を送るなら八重歯を処置するべき
歯に関する豆知識を知っていれば、内容によっては歯の健康を悪化させることは防げます。
新宿の歯医者「新宿ルーブル歯科・矯正歯科」では、無料でカウンセリングを行っています。歯に悩みがあり歯科受診を検討している方は、お気軽にご相談ください。 この記事を監修した人 医療法人社団ルーブル 理事長 愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。 【略歴】 【所属団体】
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