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歯を強くする7つの方法を紹介
歯は生涯使う大切な体の一部です。毎日の食事はもちろん、会話やコミュニケーションにも欠かせませんが、一度失ってしまうと元には戻りません。そのため、歯を強く健康に保つことは、豊かな生活を送るために重要です。
歯の強さは生まれつきの性質だけでなく、日々の生活習慣や適切なケアによって大きく変わります。正しい歯磨き方法や食事の選び方、生活習慣の改善など、ちょっとした心がけで歯は確実に強くなっていくでしょう。
この記事では、誰でも実践できる歯を強くする7つの方法を紹介します。毎日の習慣に取り入れ、健康で丈夫な歯を手に入れてください。
目次
強い歯の特徴
丈夫な歯には、いくつかの共通した特徴があります。ここでは、強い歯が持つ3つの特徴を解説します。
- 硬く頑丈である
- 虫歯になりにくい
- 歯茎がしっかりしていて抜けにくい
これらの特徴を理解することで、自分の歯の状態を把握し、より効果的なケアを行えます。
硬く頑丈である
健康な歯のエナメル質は、人体の中でもっとも硬い組織として知られています。このエナメル質が十分な厚みと強度を保っていれば、食べ物を噛んだときの圧力や、酸による溶解から歯を守れます。
また、温かい物や冷たい物による刺激にも強く、知覚過敏などの症状も起こりにくいのが特徴です。エナメル質の強度は、カルシウムやリンなどのミネラルの含有量に大きく影響されます。
ただし、どれほど硬い歯でも、過度な力や急激な温度変化には注意が必要です。噛み合わせが悪い場合や、歯ぎしりの習慣がある場合は、徐々にエナメル質が摩耗してしまう可能性があります。
虫歯になりにくい
健康な歯のエナメル質は、虫歯の原因となる酸に対する抵抗力が強いのが特徴です。また、唾液による再石灰化(歯の修復作用)が活発に行われることで、初期の虫歯を自然に修復する力も備わっています。
歯の表面が滑らかで凹凸が少ないため、歯垢が付着しにくく、虫歯の原因となる細菌が繁殖しにくい環境を保てます。さらに、唾液の量が適切に保たれていると口腔内が中性に保たれ、酸による歯の脱灰(溶け出し)を防げるでしょう。
ただし、どれほど強い歯でも、糖分の摂りすぎや不適切な歯磨きが続くと、虫歯のリスクは高まってしまいます。
歯茎がしっかりしていて抜けにくい
健康な歯茎は引き締まってピンク色をしており、歯との境目にある溝(歯周ポケット)も浅い状態を保っています。歯肉の下にある歯槽骨も十分な厚みがあり、歯をしっかりと支えています。
このように歯周組織全体が健康であることで、歯がぐらつきにくく、外力による損傷も防げるでしょう。また、健康な歯茎は細菌への抵抗力も強く、歯周病になりにくい特徴があります。
歯肉の炎症や出血がなく、口臭の原因となる細菌も少ない状態が保たれています。歯ブラシなどで歯肉を刺激しても出血しにくく、適度な弾力性があるのも特徴です。
歯を強くする方法
歯を強くするためには、日々の適切なケアと生活習慣の改善が重要です。ここでは、誰でも実践できる7つの方法を紹介します。
- 丁寧に歯を磨く
- 食事で栄養を取る
- タバコやアルコールに注意する
- ストレスを溜めない
- 口呼吸をしない
- 歯にフッ素を塗る
- 定期的にクリーニングを受ける
これらの方法を継続的に行うことで、歯の健康を維持・向上できます。
①丁寧に歯を磨く
歯を強くする第一歩は、正しい歯磨きの習慣を身につけることです。歯ブラシを45°にし、歯と歯肉の境目を意識しながら、小刻みに動かして磨きます。
力を入れすぎると歯肉を傷つけたり、歯の表面を傷つけたりする可能性があるため、優しく丁寧に磨くことが大切です。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使用することで、歯ブラシの毛先が届きにくい場所の清掃も効果的に行えます。
また、歯磨き粉の選び方も大切です。フッ素配合の物を選び、必要に応じて知覚過敏予防や歯周病予防などの機能性歯磨き粉を使用しましょう。
【関連記事】正しい歯磨きのやり方を徹底解説!
②食事で栄養を摂る
歯の健康を保つためには、必要な栄養素を食事から摂取することが重要です。とくにカルシウムは歯の主成分であり、歯の強度を高めるために欠かせません。
乳製品や小魚、大豆製品などがカルシウムのよい供給源となります。また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDや、歯肉の健康に必要なビタミンCも大切です。
加えて、よく噛むことのできる硬めの食材を積極的に取り入れることで、顎の筋肉が鍛えられ、唾液の分泌も促進されます。一方で、糖分を多く含む食品や酸性の飲み物は控えめにし、間食の回数も制限することが効果的です。
③タバコやアルコールに注意する
タバコは歯周病のリスクを高め、歯を支える組織を弱らせる大きな原因となります。ニコチンには血管を収縮させる作用があり、歯肉の血行を悪くします。
また、タバコの熱や化学物質により、口腔内の粘膜が傷つきやすくなり、細菌感染のリスクも高まるでしょう。アルコールも口腔内を乾燥させ、唾液の分泌を減少させる原因となります。
唾液には歯を保護し、再石灰化を促進する作用があるため、過度な飲酒は避けるべきです。禁煙や適度な飲酒を心がけ、喫煙後やお酒を飲んだあとは、とくに丁寧な口腔ケアを行うことが重要です。
④ストレスを溜めない
ストレスが溜まると、無意識のうちに歯を強く食いしばったり、寝ている間に歯ぎしりをすることがあります。これらの行為は、歯に過度な負荷をかけ、エナメル質がすり減る原因となるでしょう。
また、ストレスは免疫力を低下させるため、歯茎の健康にも悪影響をおよぼし、歯周病のリスクを高めることがあります。ストレスを溜めないためには、適度な運動やリラクゼーション法(ヨガや深呼吸など)を取り入れることが有効です。
心身の健康を保つことで、歯の健康も自然と守られるでしょう。歯だけでなく全身の健康維持にもつながります。
⑤口呼吸をしない
口呼吸をしていると口内が乾燥しやすくなり、唾液の分泌が減少します。唾液には口内の酸性度を中和し、細菌の繁殖を抑える働きがありますが、口が乾燥するとその効果が低下し、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
さらに、口呼吸は歯並びや口元の筋肉にも悪影響をおよぼすことも。口呼吸の癖がある場合は、意識的に鼻呼吸を心がけましょう。また、睡眠時の口呼吸を防ぐために、口を閉じるための専用テープを使用することも効果的です。口呼吸の改善は、口臭の予防にも効果的です。
⑥歯にフッ素を塗る
フッ素はエナメル質を強化し、虫歯菌の酸による侵食を防ぐ効果があります。フッ素を歯に塗ることで、歯の再石灰化を促進し、初期の虫歯を修復する助けにもなります。日常的にフッ素配合の歯磨き粉の使用が推奨されますが、歯科医院でのフッ素塗布はより高濃度のフッ素を用いるため、予防効果が高まるでしょう。
とくにお子様の歯の健康維持には効果的です。定期的なフッ素ケアを取り入れることで、生涯にわたって健康な歯を保つことが期待できます。フッ素の活用は、虫歯予防の基本として世界中で広く推奨されています。
⑦定期的にクリーニングを受ける
定期的な歯科クリーニングは、日常の歯磨きでは取り除けない歯垢や歯石を除去し、口腔内の健康を維持するために欠かせません。歯石は一度固まると、通常の歯磨きでは取れなくなり、歯周病や虫歯の原因となります。
半年に一度のクリーニングを受けることで、歯周病の早期発見や虫歯の予防が可能です。また、プロによるクリーニングは、歯をツルツルに磨き上げるため、汚れがつきにくくなるメリットもあります。継続的なクリーニングにより、口腔内の清潔さを長く保てるでしょう。
ご予約・ご相談はこちらこの記事を監修した人
医療法人社団ルーブル 理事長
愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。
【略歴】
- 愛知学院大学歯学部 卒業
- しんファミリー歯科 矯正監修
- 大手審美歯科クリニック 代診勤務医
- 医療法人清翔会 エスカ歯科・矯正歯科 院長就任
- 渋谷ルーブル歯科・矯正歯科 独立開業
- 医療法人社団 ルーブル設立 理事長就任
- 新宿ルーブル歯科・矯正歯科 開業
【所属団体】
- インビザライン社公認 ダイヤモンドプロバイダー
- インビザライン(マウスピース矯正)認定医
- インコグニート舌側矯正 認定医
- winシステム舌側矯正 認定医
- 日本矯正歯科学会 所属
- 日本成人矯正歯科学会 所属
- 日本顎咬合学会 所属
- 日本外傷歯学会 認定医
- 日本アンチエイジング歯科学会 所属
- 日本歯科審美学会 所属 他多数