WEBから予約
から予約
- 新宿の歯医者なら新宿ルーブル歯科・矯正歯科TOP
- お知らせ一覧
- ブログ
- 出っ歯の原因は？原因や治療法を矯正専門医院が解説
出っ歯の原因は？原因や治療法を矯正専門医院が解説
「出っ歯を治す方法を知りたい」「自分が出っ歯なのか気になる」
このように考えている方は多くいます。この記事では、出っ歯について解説していきます。
出っ歯は、上の前歯が下の前歯より前に出ている歯並びのことです。
周囲から見てもわかりやすいこともあって、歯並びの中でも最も気になる部分でしょう。
出っ歯は適切な治療を行うことで改善が可能です。出っ歯になる要因やオススメの治療も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
出っ歯とは歯列不正の一種
出っ歯は、歯列不正の一種です。上の前歯が舌の前歯より前に出ていることから、上顎前突とも呼ばれています。
一般的に出っ歯と診断される際、上の前歯が下の前歯より4mm以上前に出ていると、出っ歯と診断されます。
厚生労働省の「不正咬合の種類と実態」 によると、日本人全体の12.9%が出っ歯です。10人に1人はいる計算になります。
出っ歯の主な種類
出っ歯にはさまざまな種類があり、ここでは出っ歯の主な3種類を紹介します。
上顎前突
上顎前突とは、上の前歯や上顎が前方に突き出ている歯並びの状態です。
日本人に多い歯並びで、口元が前に突き出て見える特徴があり、遺伝や生活習慣などの要素が関与しています。
遺伝的な要素による上顎前突は早期に治療を始めることで、顎の成長とともに矯正治療を進めることが可能で、治療期間の短縮にもつながります。
また、口呼吸や舌の位置などの生活習慣が原因となる上顎前突は、適切な矯正治療だけでなく、生活習慣の改善が必要です。
下顎後退
下顎後退とは、上顎に対して下の前歯や下顎が後退している状態の歯並びです。
噛み合わせの悪さや口が閉じにくいなどの機能面に加え、顎がない状態に見え、見た目にも影響を与えます。
下顎が後退する原因の1つとして、口呼吸により口を閉じる筋肉が緩み、下顎の成長が阻害されたことが考えられます。
下顎の後退が大きい場合は、手術を併用する矯正治療が必要です。
混合性
混合性の出っ歯とは、上顎前突と下顎後退の両方の症状がみられる状態です。
見た目や噛み合わせだけでなく、発音や嚥下などに影響する舌や口唇にも影響を及ぼす可能性があります。
見た目だけでなく日常生活に支障がみられる場合は、適切な治療が必要です。
出っ歯と口ゴボの違い
出っ歯と並んで良く言われるものに、口ゴボがあります。口ゴボとは、顔を横から見た際に、鼻と顎を真っ直ぐに結んだラインよりも口元が飛び出ている状態です。
一見すると出っ歯が関係しているようにも感じますが、実際は以下のように原因が分かれています。
- 出っ歯
- 上下顎前突
- 唇や人中などの軟組織
- 骨格
口ゴボの場合、歯科なのか美容外科なのかわからないといった方が多くいます。不安な方は、歯科を受診すれば問題ありません。
矯正で治療できる可能性があるため、お気軽にご相談ください。
出っ歯になる原因は6つ
出っ歯になるには要因があります。中でも顕著なのが、以下の6つです。
多くは生活習慣に起因するため、まずは癖を見直してみましょう。
- 遺伝的に上下の顎のバランスが悪い
- 幼い頃から指しゃぶりの癖がある
- 前歯が大きい
- 舌で前歯を押す癖がある
- 口呼吸が多い
- 唇を噛む癖がある
遺伝的に上下の顎のバランスが悪い
遺伝的に上下の顎のバランスが悪いケースがあります。以下のどちらのパターンでも出っ歯になりやすい傾向です。
- 上顎が大きい
- 下顎が小さい
このような場合に起こります。骨格なので遺伝的な要素が強く、治療には外科的手術が必要です。
幼い頃から指しゃぶりの癖がある
指しゃぶりの癖がある方は、出っ歯になりやすくなります。
少なくとも3歳までには癖を直しておかないと、注意が必要です。
他にも指しゃぶりと同じものとして、以下の癖にも気をつけてください。
- 前歯だけを使って噛む癖がある
- 哺乳瓶やおしゃぶりを加える癖が4歳以降も続いた
こうした経験のある方は、出っ歯になる可能性があります。
子どもの頃のことなので覚えていない方は、親族に訊いてみることをオススメします。
前歯が大きい
前歯が大きい方も出っ歯になりやすい傾向にあります。
特に目立つのが、上前歯2本。ほとんどの方が出っ歯と聞いて、まず思い浮かべる形です。
日本人は、民族的に上の前歯2本が隣の側切歯や下の歯よりも大きい傾向にあります。そのため、出っ歯と感じやすいのです。
舌で前歯を押す癖がある
舌で前歯を押す癖がある方も、出っ歯になりやすいとされています。舌の癖なので、舌癖とも呼ばれています。
中でも舌突出癖のタイプが出っ歯の原因です。
元来、歯並びは以下のバランスによって成り立っています。
- 唇や頬が外側から押さえる力
- 舌が内側から押す力
舌で前歯を押すと、このバランスが変わり外側へと押す力が上回ります。そのため、前歯が外に向かって傾き、出っ歯になってしまうのです。
口呼吸が多い
口呼吸が多い方も出っ歯になりやすい傾向にあります。なぜなら、人は本来鼻呼吸する動物だからです。
何らかの理由で口呼吸が癖になってしまうと、呼吸の阻害をしないために舌先が下の前歯の裏側に当たるようになります。
この時、舌の先が上の前歯の先辺りに当たることがあります。
そうすると、上の前歯を外に押し出す力が加わってしまい、出っ歯となってしまうのです。
唇を噛む癖がある
唇を噛む癖がある方も出っ歯になる可能性があります。
下唇を噛む際に、上の前歯を外側に押し出してしまうからです。実際に自分で試してみると、わかりやすいかもしれませんね。
また、下唇に限った話ではありません。出っ歯となりやすいのは下唇を噛む癖ですが、上唇を噛む癖だと、受け口になる可能性があります。
どちらともお口周りを変えてしまう癖なので、癖になっている方は意識してしないようにしましょう。
出っ歯を放置すると起こること
出っ歯といっても、気にしない方もいるでしょう。ですが、出っ歯は歯列不正の一種です。
見た目だけでなく、様々な症状を引き起こす原因にもなります。
中でも以下の影響は、日々の生活に直結するものです。
- 出っ歯特有の顔つきになる
- 食事がしにくくなる
- 口が乾燥しやすくなる
- 前歯に着色汚れがつく
- 胃腸に負担がかかる
出っ歯特有の顔つきになる
出っ歯になると、出っ歯特有の顔つきになります。特に横顔で見たときが顕著です。
横頬の鼻のあたりが、下顎よりも前に出た顔つきになってしまいます。
アンバランスなため、審美性を気にする方にとっては見過ごせないポイントです。
また、出っ歯に引っ張られて鼻の下が伸びやすい点も見逃せません。
- 人中が長く見える
- 顔の下半分が強調される
- 面長に見られる
こうした見た目に関するお悩みに直結します。
出っ歯を放置することで、特有の顔つきになってしまう点は覚えておきましょう。
食事がしにくくなる
出っ歯になることで、食事がしにくくなるデメリットがあります。上下の前歯の先端が触れ合いにくくなるためです。前歯を使って噛み切りにくくなります。
特に麺類は食べにくいと感じる方が多くいます。
食べ物によっては、前歯を使うところを奥歯でカバーすることすらあるほどです。
短期間ならともかく、長期間続くと奥歯に負担がかかり、最悪失ってしまう可能性も。
出っ歯によって食事がしにくくなることで、歯全体に負担がかかる結果になってしまいます。
口が乾燥しやすくなる
出っ歯によっては、口が乾燥しやすくなります。上唇と下唇が閉じにくくなるためです。
唇が閉じにくくなると、自然と口が開いた状態になります。開いた状態が長く続くことで、唾液が蒸発し口内が乾燥してしまうのです。
特に冬は空気が乾燥しやすいため、注意しなければなりません。口だけでなく唇まで乾燥してしまい、切れて出血なんてことも。
このように、出っ歯を放置することで口の乾燥による症状が現れます。
前歯に着色汚れがつく
前歯に着色汚れがつくのも出っ歯の特徴となります。食べ物や飲み物に含まれる色素成分が、唇に触れないことで乾燥してしまうためです。
通常であれば、着色汚れは唇に触れていることである程度は防げます。
ですが、出っ歯によって唇が閉じにくくなると歯の表面が乾燥してしまい、落ちずに着色汚れとしてついてしまうのです。
人によっては、唇のラインに沿った着色汚れがつくなんてことも。
出っ歯が酷くなると、着色汚れまで目立つようになります。
胃腸に負担がかかる
出っ歯を放置することで、胃腸にも負担がかかります。前歯を使って食べ物を小さくすることが難しくなるためです。
食べ物をしっかり噛めないことで、十分に噛みつぶさない状態で飲み込んでしまう可能性があります。
噛みつぶしが不十分だと、胃腸にかかる負担が大きくなってしまいます。結果、胃腸の動きが悪くなり、健康にも影響を与えかねません。
出っ歯は、体全体に負担を与えかねない状態なのです。
出っ歯は自力で治せない
出っ歯は自力では治せません。歯科矯正で治療を考えた際、医療費を見て自力で治そうと考える方もいるでしょう。ですが、以下の点からオススメできません。
- 歯並びは自然治癒できない
- 専門知識が無い状態は体にとって危険
歯並びは、歯だけでなく舌や頬など顔周り全体で生え方が決まっています。骨格形成にも関わるため、自力で治すことは困難です。
専門知識が無い状態で歯に無理な力を加えると、かえって症状を悪化させかねません。最悪の場合は、歯が欠けることもあるでしょう。
そうならないためにも、出っ歯は必ず専門医の元で治療を受けてください。
出っ歯にオススメの治療方法
出っ歯を治療するには、矯正を専門とする歯科医院に相談するのが1番です。中でもオススメの治療方法は、以下の3つになります。
- 裏側矯正
- マウスピース型矯正（インビザライン）
- 部分矯正
それぞれ治療費・対応可能な状態が異なるため、医師に相談して選択してくださいね。
裏側矯正
裏側矯正は、出っ歯を治療する上で最もオススメの矯正です。歯は、矯正装置がついている方に引き込まれやすい性質があります。
裏側矯正は歯の裏側に器具を装着するため、前に出た歯を内側に動かしやすいのです。
また、ハーフリンガルと呼ばれる、上顎か下顎どちらかだけを裏側矯正にすることもできます。
裏側矯正は表側矯正と比べて費用が高くなりがちですが、ハーフリンガルにすることで費用を抑えられます。
ただし、全ての出っ歯に対応しているわけではありません。治療前に医師に相談するようにしてください。
マウスピース型矯正（インビザライン）
マウスピース型矯正でも出っ歯の治療ができます。特に当院でも使用しているインビザラインであれば、以下の診断に対応しています。
- 抜歯する
- 歯を薄く削る
- 歯を後ろに送る
- 顎を広げる
マウスピース型矯正は、マウスピースを長時間装着して少しずつ歯を動かしていく矯正治療です。
費用も抑えられて審美性も損なわないことから、近年人気を集めています。
ただし、全ての出っ歯に対応できるわけではありません。治療前にどのような対応が必要となるのか、事前に医師に相談すると良いでしょう。
【関連記事】マウスピース型矯正インビザラインとは
部分矯正
部分矯正も出っ歯を治療する際にオススメの方法です。その名の通り、歯の一部分にだけブラケットを装着し、ワイヤーを通して矯正します。
歯全体を矯正しないため費用を抑えられる点がメリットです。治療期間も短く、コンパクトな矯正方法となっています。
ただし、以下の状態には対応できません。
- 前歯の歯並びが重度にガタガタしている
- 受け口や噛み合わせも治したい
このような場合は、部分矯正以外の治療となります。どのような状態にしたいのかを医師に相談し、適切な治療を受けてくださいね。
新宿で出っ歯について悩んでいるなら新宿ルーブル歯科・矯正歯科へ
出っ歯は歯列不正の一種です。遺伝的なものから癖に至るまで、様々な原因によってなってしまいます。
矯正をせずに生活していると、顔つきが出っ歯特有のものになったり、食事で困ったりとデメリットも大きくなります。自力で治すこともできないため、矯正治療をしている歯科医院を受診しましょう。
新宿の歯医者「新宿ルーブル歯科・矯正歯科」では、無料でカウンセリングを行っています。歯に悩みがあり歯科受診を検討している方は、お気軽にご相談ください。 この記事を監修した人 医療法人社団ルーブル 理事長 愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。 【略歴】 【所属団体】
ご予約・ご相談はこちら
医療法人社団ルーブル
新宿ルーブル歯科・矯正歯科
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-25-1ヒューリック新宿ビル8階
Tel：03-6380-6611
| 診療時間 |
平日 10：00～13：00/ 15：00～19：30 土日 10：00～13：00/ 14：30～18：00 |
|---|---|
| 休診日 | 月・木・祝（木日は隔週診療） |
