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寝る前の歯磨きが大切な理由

歯磨きをするタイミングは、食後や朝起きたとき以外に、寝る前のブラッシングが大切です。寝ている間は、口の中で細菌が繁殖しやすいため、虫歯や歯周病予防策として歯磨きをしてから寝るのがおすすめです。

本記事では、寝る前に歯磨きが大切なことについて解説します。

就寝前に歯磨きが必要な理由

寝ている間は、唾液の分泌が減るため、口の中が乾燥して細菌が繁殖しやすい状態になっています。唾液の役割のひとつは、細菌やウィルスの増殖を抑制して洗い流すことです。

しかし、寝ている間は、この抗菌作用と自浄作用が機能しなくなるので、口の中は虫歯菌や歯周病菌などが増えやすい時間帯になります。

したがって、一日の終わり、就寝前にしっかり歯磨きをして口の中を清潔にしておくと、就寝時の口内環境を整えることができます。

【関連記事】歯周病予防に効果的な歯磨きのやり方

寝てる間に口の中で起こること

歯の健康のためには、良質な睡眠が大事です。朝の目覚めが悪く、顎がだるかったり疲れている場合は、寝ているときに歯ぎしりをしている可能性があります。歯ぎしりは、睡眠中に無意識に上下の歯を強く擦り合わせる状態です。原因はストレス、歯のかみ合わせが悪いこと、飲酒・喫煙などです。歯ぎしりが解消しないと、知覚過敏、顎関節症、歯の破損やゆがみなど歯に悪影響があるため、睡眠の摂り方や歯の噛み合わせを見直すことが必要です。

また、寝ているときに口呼吸をしていると、歯並びや噛み合わせにも影響します。

口呼吸をしていると、顎の筋力を低下させ、口を閉じる力や前歯を内側に抑える力が衰えます。口呼吸は、外部からのばい菌をそのまま喉へ吸い込んでしまうため、身体の健康のためにもよくありません。正しくは、鼻呼吸をするように意識することが大切です。

睡眠中の口呼吸を改善するには、口呼吸防止用テープを利用することや、マスクの着用、

口周りの筋肉をトレーニングして、鼻呼吸ができるようにクセを付けると良いでしょう。

歯磨きにプラスして行いたい寝る前の口腔ケア

歯磨きは、正しい磨き方や歯磨きアイテムを用意して、いつも口の中が清潔にできるようにしましょう。寝る前は、一日で食べたものが、歯と歯の隙間に残っている場合もありますので、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、こまめに汚れを取り除くようにしましょう。

デンタルフロス、歯間ブラシ、歯ブラシを使ったプラーク除去効果については、以下のデータが出ています。

  • ・歯ブラシ+歯間ブラシ:85%
  • ・歯ブラシ+デンタルフロス:79%
  • ・歯ブラシのみ:60%

歯ブラシだけでは行き届かない部分は、デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると、除去効果が高くなります。

さらに、口内の殺菌作用があるマウスウォッシュを使うと、就眠中の口内環境を整えて、朝起きたときに口臭がしたり、ネバネバした感じを抑制することができます。

歯磨きは寝る前が大事

いままで、寝る前に歯磨きをしていなかった人は、毎日のルーティーンに加えて口内ケアをするようにしましょう。歯磨きのタイミングを意識することで、歯周病や虫歯予防になります。

新宿の歯医者「新宿ルーブル歯科・矯正歯科」では、無料でカウンセリングを行っています。歯に悩みがあり歯科受診を検討している方は、お気軽にご相談ください。

歯のお悩みなら新宿ルーブル歯科・矯正歯科へ

新宿駅東口徒歩1分の新宿ルーブル歯科・矯正歯科では、カウンセリングをして患者様のお悩みの内容を伺い、そのお悩みを解消する治療を行っております。
また当院では、歯並びと噛み合わせを整える矯正治療を中心に、虫歯治療・歯周病治療といった一般歯科治療もご提供しています。

他にも、機能面と審美面を両立した審美治療やインプラント治療もご提供しています。

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この記事を監修した人

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医療法人社団ルーブル 理事長

水谷 倫康

愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。

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