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歯磨きは一日何回行うのが適切?
歯の健康のために、歯磨きの頻度やタイミングについて疑問に感じることもあるでしょう。忙しいと歯磨きが二の次になってしまいがちですが、歯の健康のためには、しっかり毎日のケアをすることが大切です。
本記事では、歯磨きは一日何回行うのが適切なのか、やってはいけない歯磨きと正しい歯磨きの方法を解説します。
目次
歯磨きは一日何回が適切?
厚生労働省の「令和4年歯科疾患実態調査」では、歯を磨く頻度について、以下の結果となっています。回数に関わらず毎日磨く人は97.4%で、1日2回の頻度で磨く人が一番多く50.8%となっています。
- ・1日1回:18.2%
- ・1日2回:50.8%
- ・1日3回以上:28.4%
虫歯や歯周病予防のためには、食後に歯磨きをすることが理想的ですが、ライフスタイルによって食事のタイミングはそれぞれ異なりますので、結果として1日2回以上というのが平均的な数値として出ています。
また、食後の歯磨きに加えて、就寝前と起床後の歯磨きも大切です。口の中の細菌は、唾液の分泌が減少すると増殖しやすくなるため、口の中が不衛生な状態のまま寝てしまうと細菌が増えて虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
したがって、寝る前に歯の汚れを落として、朝起きたら口の中の細菌を除去するために歯磨きをする習慣があると、予防策になります。
就寝中の口腔内の様子
就寝中は、副交感神経が活発になるので唾液の分泌が減少して口の中が乾燥しやすい状態になります。乾燥してくると細菌や感染症ウィルスが繁殖しやすくなります。
寝る直前に食べ物を食べて、歯磨きがおろそかであると、口腔内が酸性化してミュータンス菌が増殖して虫歯になりやすくなります。
朝起きて口臭がしたり、ネバネバ感がある場合は、就寝時の歯磨きで磨き残しがあったり、細菌の塊であるプラークが付着して違和感が生じるケースもあります。
したがって、朝起きたときは、口の中に細菌がたくさん残っている状態であるため、いったん歯磨きをしてから朝食を摂る方が、歯の健康のためになります。
歯磨きのやりすぎが引き起こす弊害
歯磨きのタイミングも大切ですが、歯磨きをする加減については注意が必要です。歯をきれいにするために、歯や歯ぐきにダメージを与えるほど強く磨くと弊害を起こします。
歯ぐきに傷をつけたり、歯ぐきが後退するほど磨いてしまうと、知覚過敏になりやすくなります。知覚過敏とは、歯の根の部分である象牙質が露出することで、冷たいものが染みたり、歯磨きがしづらくなったりするため、歯を衛生的に保つことが難しくなります。
歯の磨き方は、正しい方法を心得て歯に負担がかからないようにやさしくケアすることが大切です。
やってはいけない間違った歯磨き
正しい歯磨きの方法を知る前に、やってはいけない間違った方法について、以下の内容をチェックしましょう。
- ・歯磨きは何となくしているだけである
- ・気づかないうちにゴシゴシ強く磨いている
- ・歯ブラシの毛先がすぐ広がる
- ・歯ブラシを濡らしてから歯磨き粉を付けている
- ・歯磨き粉を使い過ぎている
- ・歯の表面しか磨いていない
- ・歯磨きの後、水ですすぎ過ぎている
- ・歯間ブラシ、デンタルフロスは使っていない
- ・サイズや硬さの合わない歯ブラシを使っている
- ・磨き過ぎて歯ぐきが後退してきている
歯磨きの正しいやり方
歯磨きの正しい方法について、磨き方、歯磨きアイテムの選び方を確認しましょう。
歯を磨くときは、歯に対して歯ブラシを直角に当てて小刻みに軽く動かします。大きく動かすと、細かい歯と歯の境目まで、行き届かないため、小さく動かした方が効果的です。
もし、歯ぐきの状態が弱くなっている場合は、角度を45度に変えて磨きましょう。直角に当てるよりも毛先が軽く当たって歯ぐきのマッサージ効果も得られます。
歯ブラシで汚れが除去できない歯と歯の隙間は、歯間ブラシやデンタルフロスで細かく磨きます。また、磨き残ししやすい前歯や奥歯の裏側は、小さいサイズの歯ブラシを使って細かく磨いて汚れを落とします。
磨くときの力加減は、強くゴシゴシしないで軽くやさしく磨くことが大事です。
歯磨きアイテムの選び方は、自分の歯のサイズに合った歯ブラシで、硬さは、「ふつう〜やわらかめ」のものを使いましょう。硬めの歯ブラシは、磨き方によっては歯の表面のエナメル質を壊してしまうため、やわらかい毛先の方が安心です。
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歯磨きは食後+就寝時と起床時にしましょう
歯磨きのタイミングは、食事のあとと寝る前と朝起きたら、1日のルーティーンとして習慣づけましょう。歯磨きは正しい磨き方を実践して、歯に負担がかからないように軽く優しく磨くコツをつかんでください。
新宿の歯医者「新宿ルーブル歯科・矯正歯科」では、無料でカウンセリングを行っています。歯に悩みがあり歯科受診を検討している方は、お気軽にご相談ください。
歯のお悩みなら新宿ルーブル歯科・矯正歯科へ
新宿駅東口徒歩1分の新宿ルーブル歯科・矯正歯科では、カウンセリングをして患者様のお悩みの内容を伺い、そのお悩みを解消する治療を行っております。
また当院では、歯並びと噛み合わせを整える矯正治療を中心に、虫歯治療・歯周病治療といった一般歯科治療もご提供しています。
他にも、機能面と審美面を両立した審美治療やインプラント治療もご提供しています。
ご予約・ご相談はこちらこの記事を監修した人
医療法人社団ルーブル 理事長
愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。
【略歴】
- 愛知学院大学歯学部 卒業
- しんファミリー歯科 矯正監修
- 大手審美歯科クリニック 代診勤務医
- 医療法人清翔会 エスカ歯科・矯正歯科 院長就任
- 渋谷ルーブル歯科・矯正歯科 独立開業
- 医療法人社団 ルーブル設立 理事長就任
- 新宿ルーブル歯科・矯正歯科 開業
【所属団体】
- インビザライン社公認 ダイヤモンドプロバイダー
- インビザライン(マウスピース矯正)認定医
- インコグニート舌側矯正 認定医
- winシステム舌側矯正 認定医
- 日本矯正歯科学会 所属
- 日本成人矯正歯科学会 所属
- 日本顎咬合学会 所属
- 日本外傷歯学会 認定医
- 日本アンチエイジング歯科学会 所属
- 日本歯科審美学会 所属 他多数