- 新宿の歯医者なら新宿ルーブル歯科・矯正歯科TOP
- お知らせ一覧
- ブログ
- 予防歯科とは?5つのメリットを紹介
予防歯科とは?5つのメリットを紹介
歯の健康を守るには、「予防歯科」という考え方があります。
歯が悪くなってしまう前に予防することです。
一度治療した歯は、継続的にメンテナンスが必要になります。そのため、なるべく歯は健康な状態で守りたいところです。
本記事では、予防歯科について解説します。予防歯科を行う5つのメリットも紹介しますので、歯の健康のためにぜひ参考にしてください。
目次
予防歯科とは
予防歯科とは、歯の健康のために病気になる前に予防することです。
歯の病気で多い虫歯や歯周病にならないように、歯科医院で予防のための検診や、歯のケアについての指導を受けることができます。
予防歯科で大切なのは、自分でできるセルフケアと、歯科医院で受けられるプロフェッショナルケアです。歯の健康のためには、この2つのケアが必要です。
予防歯科の重要性
厚生労働省の「令和4年歯科疾患実態調査」の結果では、80歳で20本以上の歯が残っている人の割合が51.6%です。
過去1年の間に歯科検診を受診した人の割合は58.0%。4mm以上の歯周ポケットを持つ人の割合は、全体では47.9%で、高齢になると増加する傾向です。
このように日本では、高齢になると歯の衰えが顕著となっています。
また定期検診をしていない人が多く、歯周病の発症率も高くなっています。
一方、歯科先進国のスウェーデンを例にすると、高齢になっても歯が残っている人が多く、その理由は、国の政策として虫歯予防を促進する取り組みがあり、国民は定期検診の習慣があるからです。
日本臨床歯周病学会の調査では、歯科定期検診の受診率がスウェーデンは80%以上、日本は10%未満です。
これらのデータからもわかるように、歯の健康を維持するには、歯科医院の定期検診が重要だということです。
予防歯科は、歯科医院での定期検診を行うことで歯の状態を適切に判断することができて、正しい歯のケアについて指導を受けることができます。
また、歯の健康には、正しい歯磨き習慣や規則正しい生活も大切です。
【関連記事】歯医者で受けるお口の定期検診はどれくらいの頻度が理想的?
予防歯科のメリット
では、具体的に予防歯科を意識すると、どのようなメリットがあるのか確認しましょう。
メリット①虫歯や歯周病を予防できる
歯の病気で最も多い虫歯や歯周病のリスクは、予防歯科を心がけることで改善することができます。
虫歯や歯周病は、知らずに進行してしまうケースも多く、早期発見できないと歯を削ることや抜歯する可能性が高くなります。
虫歯や歯周病の原因となるブラークは、毎日のケアで解消することもできますが、歯石になってしまうと歯科医院での治療が必要です。
虫歯菌や歯周菌の繁殖が広がる前に予防歯科を行うことで、病気の進行を解消することができます。
【関連記事】
歯周病を予防するには?正しいブラッシングの方法も紹介
虫歯の段階別の症状や治療法とは?押さえておきたい予防法も解説
メリット②健康な歯を長く維持できる
予防歯科は、健康な歯を維持するための方法です。大がかりな治療をしなくても、こまめな予防で健康な歯を長持ちさせることができます。
歯の健康は、からだ全体の健康にも直結しているため、毎日の健康管理も大切です。
食事の栄養バランスが悪かったり、寝不足の日が続いたり、運動不足になると免疫力が弱まって細菌への抵抗力が衰えます。
免疫力が低下するとストレスが溜まりやすくなり、唾液の分泌が減って口内の衛生状態も悪くなります。
このように、からだの健康は歯の状態にも大きく影響するため、生活習慣病や歯の病気にならないように予防を行うことで健康を維持できるようになります。
【関連記事】唾液は虫歯予防に有効!分泌を促進する方法も紹介
メリット③健康寿命を伸ばせる
高齢化社会に向けて、年齢を重ねても介護に頼らず自分で生活できることが必要とされています。
厚生労働省の調査による健康寿命は、男性72.68歳、女性75.38歳です。
健康寿命を伸ばすためには、短期的ではなく持続性のある取り組みが必要です。
したがって、高齢になっても歯の健康が維持できるように、予防歯科を行うことが大事になってきます。
予防歯科を意識して歯科医院での定期検診と毎日の歯のケアを心がけることで、高齢になっても自分の歯で食事を楽しむことができるようになります。
メリット④認知症のリスクの低下につながる
歯周病や虫歯で歯を失った場合、噛む力が衰えて認知症機能が低下すると言われています。
また、歯周病菌や炎症性の細菌が、カラダ全身に影響すると、アルツハイマー病の原因となるアミロイドβが増加することや脳血管障害が発症する可能性が高くなります。
認知症リスクを抑えるためには、毎日の歯のケアとかかりつけの歯科医院が必要です。
また歯を失った場合は、ブリッジ、インプラント、入れ歯など適切な治療を受けることが大切です。
したがって、予防歯科は、認知症リスクを抑えるために必要な健康法です。
メリット⑤最終的に経済的負担を軽減できる
歯が悪くなってから歯科医院に行くと、治療の時間が長く費用もかさみます。
また、治療した後のメンテナンスも必要です。治療後しばらくは問題ありませんが、歯の治療で使用した詰めものや被せものが劣化して再治療が必要になるタイミングもあります。
歯の治療では、一度治した歯のメンテナンスを一生続けて行う必要があり、毎回、時間と費用がかかることになります。
一方、予防歯科を心がけることで、年間に数回の定期検診に費やすことで、歯の健康を守ることができるようになります。
予防歯科を意識して歯の健康を守りましょう
歯を大切にケアすることは、カラダの健康やメンタルヘルスに繋がります。
また、体や心の健康は、歯の健康に繋がります。
健康な歯を守るためには、予防歯科を心がけて、歯科医院での定期検診、毎日の歯のケアと生活習慣を整えることを実践してききましょう。
新宿の歯医者「新宿ルーブル歯科・矯正歯科」では、無料でカウンセリングを行っています。
口臭や口腔状態に悩みがあり歯科受診を検討している方は、お気軽にご相談ください。
歯のお悩みなら新宿ルーブル歯科・矯正歯科へ
新宿駅東口徒歩1分の新宿ルーブル歯科・矯正歯科では、カウンセリングをして患者様のお悩みの内容を伺い、そのお悩みを解消する治療を行っております。
また当院では、歯並びと噛み合わせを整える矯正治療を中心に、虫歯治療・歯周病治療といった一般歯科治療もご提供しています。
他にも、機能面と審美面を両立した審美治療やインプラント治療もご提供しています。
ご予約・ご相談はこちらこの記事を監修した人
医療法人社団ルーブル 理事長
愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。
【略歴】
- 愛知学院大学歯学部 卒業
- しんファミリー歯科 矯正監修
- 大手審美歯科クリニック 代診勤務医
- 医療法人清翔会 エスカ歯科・矯正歯科 院長就任
- 渋谷ルーブル歯科・矯正歯科 独立開業
- 医療法人社団 ルーブル設立 理事長就任
- 新宿ルーブル歯科・矯正歯科 開業
【所属団体】
- インビザライン社公認 ダイヤモンドプロバイダー
- インビザライン(マウスピース矯正)認定医
- インコグニート舌側矯正 認定医
- winシステム舌側矯正 認定医
- 日本矯正歯科学会 所属
- 日本成人矯正歯科学会 所属
- 日本顎咬合学会 所属
- 日本外傷歯学会 認定医
- 日本アンチエイジング歯科学会 所属
- 日本歯科審美学会 所属 他多数