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銀歯とセラミックの違いを徹底解説

歯の治療をする際、詰めものを銀歯にするかセラミックにするか、悩む方もいるでしょう。

治療後も普段の生活で支障がないように、機能性が高いことにくわえて、見た目の良さも気になるところです。

本記事では、歯の治療に使われる銀歯とセラミックの違いとそれぞれの特徴について解説します。

銀歯とは

銀歯は、歯の治療で行う詰めものまたは被せものに使う素材です。

一般的に銀歯に使われている金属は、金銀パラジウム合金です。

安定性が高く毒性が弱く、噛む力に耐える強度があり割れにくい特徴があります。また、保険に適用されるので安く治療することができます。

一方、金属アレルギーのリスクがあり劣化が早いこと、長い期間、装着していると銀歯と歯の間に隙間ができてブラークが付着し虫歯や歯周病が発症しやすくなります。

また、銀色で目立つので、見た目が気になる方もいらっしゃいます。

【関連記事】金属アレルギーは銀歯から発症する?銀歯以外の治療方法をチェック

セラミックとは

セラミックは、歯の治療の際に使う陶器質の素材です。

天然の歯に近いので見た目の印象が良く、耐久性があり、銀歯のように金属アレルギーの心配はありません

また経年劣化による変色や変形がなく表面にキズがつきにくい特徴があります。

セラミックは機能性と審美性、耐久性を備えた素材です。ただし、保険は適用されないため、費用は高額になります。

セラミック治療の種類

セラミックには4つの種類があります。

保険適用するものや、セラミックと混合ものの素材で比較的安く治療できるものもあります。

セラミックにしたいけれど、耐久性や費用が気になる方は、4つ種類から選んで検討すると良いでしょう。

★セラミック治療の種類①オールセラミック★

金属やレジン等他の素材を使わずにセラミックのみで作る治療です。

金属アレルギーのある方は安心して装着できます。

また、すべてセラミックで被せるので、審美性が高く天然の歯に近い白くて自然な歯を作ることができます。

★セラミック治療の種類②ジルコニアセラミック★

人工的に作られたダイヤモンド素材のセラミックです。

セラミックでも割れにくく強度があるのが特徴的です。

歯の治療には、内側にジルコニアを使って外側をセラミックで被せるので耐久性があり美しさも確保することができます。

★セラミック治療の種類③メタルボンド★

内側は金属で、外側はセラミックを使用します。

金属の強度とセラミックの審美性を兼ね備えた治療です。

ジルコニアセラミックよりも費用は安くなります。

★セラミック治療の種類④ハイブリッドセラミック★

プラスチックにセラミックを混ぜた素材を使います。

セラミック治療ですが、保険が適用されるため費用負担を抑えることができます。

ハイブリッドセラミックにはレジンが多く使われているため、セラミックだけれども審美性については劣ります。

銀歯とセラミックの違い

銀歯とセラミックを比較した場合、機能的には、銀歯は強度があるので丈夫ですが、セラミックよりも劣化が早く、歯と歯の隙間ができると虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

セラミックは、劣化しにくく長持ちしますが、銀歯よりも強度に欠けるため、歯ぎしりや食いしばると割れる可能性があります。

見た目の印象については、銀歯よりもセラミックの方が天然の歯のように見えるので、自然な口元になります。

歯の予防にもセラミックは優れた素材です。

歯周病の原因となる歯垢が付着しにくいことや、飲食の温度に左右されない素材なので、歯垢の溜まりやすい歯と歯の間の隙間を作らず虫歯のリスクも軽減できます。

費用については、銀歯は保険が適用されるので安く治療できます。

セラミックは、保険適用外になるため費用は高くなりますが、銀歯よりも寿命が長く、歯の予防にも優れているので総合的にはコスパの良い治療であると言えます。

また、セラミックは種類によって費用が異なるため、選択の幅は広くなります。ハイブリッドセラミックに限っては保険適用で治療が可能です。

 

銀歯 メリット デメリット
強度がある 見た目が悪い
保険が使える。安い 歯周病や虫歯になりやすい
歯を少し削るだけ 金属アレルギーになりやすい
セラミック 見た目が良い 保険適用外。高額になる
耐久性があって長持ちする 強度が低く割れやすい
歯周病や虫歯になりにくい 歯を削る範囲が多い

【関連記事】歯医者における自費診療と保険診療の違いと自費診療の長所・短所

 

銀歯とセラミックはどちらがおすすめ?

費用が高額でも見た目の美しさを求めるのならば、セラミックが良いでしょう。

前歯の治療には銀歯よりもセラミックの方が、見た目の問題は解消します。体質的に金属アレルギーのある人も、銀歯よりもセラミックがおすすめです。

ただし、セラミックにしたくても治療する歯の位置や、削れる範囲によって治療できないケースもあります。噛み合わせに強い力がかかる歯の場合は、セラミックよりも銀歯の方が強くて丈夫なので適しています。

また、歯ぎしりのクセがある人は、銀歯の方が安心です。ただし、ナイトガードやマウスピースで補えばセラミックを使用することも可能です。

銀歯とセラミックはどちらが適しているか、ご自身の歯の状態と見た目の好み、費用について考えて検討すると良いでしょう。

銀歯をセラミックに交換できる?

治療費が安いので銀歯にしていたけれど、見た目の良いセラミックに替えたいという患者さんも多くいらっしゃいます。

歯科医院では、銀歯からセラミックに交換する治療をすることができます。

セラミックに交換することで、虫歯や歯周病のリスクも低くなります。また金属アレルギーの心配もなくなりますので、歯の健康のためにもセラミックがおすすめです。

ただし、セラミックに交換する場合は、治療する歯を削る必要があります。また、銀歯の土台も一からセラミックに替えるようになります。

なお、銀歯を外した際の歯の状態によっては、神経を抜く治療をするケースもありますので、歯科医院で相談しながら治療を進めましょう。セラミックに交換する費用については、保険適用外の治療になります。

銀歯とセラミックの違いを知って適切な治療を受けよう

銀歯とセラミックは、それぞれメリットとデメリットがあります。

セラミックは、審美性と耐久性がある素材なので、歯の機能性を長く保ちたい人にはおすすめの治療です。

体質的に金属アレルギーがある人や、噛み合わせの力が強くなる位置の歯を治療する人、予算に限りがある人は銀歯の治療の方が良いでしょう。

ご自身の歯の状態に合わせて、適切な治療法を選びましょう。

新宿の歯医者「新宿ルーブル歯科・矯正歯科」では、無料でカウンセリングを行っています。歯に悩みがあり歯科受診を検討している方は、お気軽にご相談ください。
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この記事を監修した人

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医療法人社団ルーブル 理事長

水谷 倫康

愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。

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