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ホワイトニングとは?現役歯科医師が徹底解説
「歯の黄ばみが気になってきた」「歯の黄ばみが恥ずかしくて人前で話すのが怖い」
そのように考えていませんか?この記事ではホワイトニングについて解説します。
ホワイトニングは、歯を漂白する治療です。歯医者で受ければ、短期間で白くするのも夢ではありません。
この記事では現役歯科医師がホワイトニングの種類の他、メリット・デメリット、注意点も紹介しています。
歯の黄ばみで悩んでいる方は必見ですよ。
目次
ホワイトニングとは歯を漂白する治療
ホワイトニングは、歯を漂白する治療です。黄ばんだ歯を薬剤で漂白(ブリーチング)し、白くて美しい歯を目指します。
本来、歯は少しですが黄色がかっています。その状態に加えて、以下の原因によって黄ばみが進行します。
- 加齢
- お茶やコーヒーに含まれるポリフェノール類と呼ばれる色素
- 煙草のヤニ
ホワイトニングは、これらを様々なアプローチによって取り除き、歯を白くします。
黄ばみの原因は歯の構造にもある
黄ばみの原因は、歯の表面でなく構造にもあります。特に注目したいのが、象牙質です。
人の歯は、外側からエナメル質・象牙質・神経の3層で構成されています。この中で私たちがブラッシングしているのは、表面のエナメル質です。
一方、エナメル質の下にある象牙質は、黄ばみを帯びた色をしています。
日本人はエナメル質が薄い傾向にあるため、象牙質の色が見えやすい人種です。
レースのカーテンで向こう側が透けて見えるのを想像すると、わかりやすいでしょう。
象牙質は年齢と共に成長していきます。そのため、少しずつ歯が黄ばんでいくのです。
歯のクリーニングとは違う
ホワイトニングと混同しがちなのが、歯のクリーニングです。どちらも歯を美しくする方法ですが、以下の違いがあります。
- ホワイトニング:歯を漂白する
- クリーニング:歯の表面の汚れを落とす
クリーニングは、表面の汚れを落とします。そのため、コーヒーや煙草などでついた表面の汚れの除去が可能です。
ですが、歯の内側にある象牙質の汚れまでは落とせません。
一方のホワイトニングは、歯の内側まで漂白できます。クリーニングでは対応できない場所まで白くできるのです。
ホワイトニングは5種類ある
一口にホワイトニングと言っても、大きく分けて5種類あります。それぞれ方法が違うので、まずはどのような治療があるのかを見てみましょう。
- オフィスホワイトニング
- ホームホワイトニング
- デュアルホワイトング
- ウォーキングブリーチ
- ガムブリーチ
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、全ての治療工程が歯科医院で行われるホワイトニングです。
専用の薬剤とレーザーを使用して歯を白くします。医療機関なので、濃度の高い薬剤も使用可能です。
短期間で効果を実感しやすいメリットがあります。
個人差はありますが、早い方なら1回目の施術で黄ばみの解消を実感することも。
一方、ホワイトニングの持続効果はあまり長くありません。継続的に歯を白くするなら、他のホワイトニングと併用するといった方法が必要です。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、その名の通り自宅でするホワイトニングです。
自分の歯並びに合ったマウストレーに、ホワイトニング剤を塗って1日数時間ほど装着します。気軽にできるのが最大のポイントです。
一方で、自宅で使うこともあってオフィスホワイトニングで使う薬剤よりも成分濃度の低い薬剤を使います。
その分、漂白時間にも時間がかかります。ただし、強力でないため歯には優しいメリットも。
真っ白な歯ではなく、自然な白色に仕上げたい方にオススメのホワイトニングです。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。
両者のいいとこ取りができる治療法と言えます。
オフィスホワイトニングを使って短期間で歯を白くしつつ、ホームホワイトニングで効果を持続させます。
白い歯を長期的に維持したい方にオススメのホワイトニングです。
ウォーキングブリーチ
ウォーキングブリーチは、虫歯や外傷によって歯の神経が失われた歯を白くする方法です。
黒く変色してしまった歯の内部に漂白剤を入れ、内側から白くします。
歯は、神経がなくなると徐々に黒くなっていきます。他が白いのに一部だけ黒くなるのは嫌ですよね。
そんな時にオススメのホワイトニングです。
ガムブリーチ
ガムブリーチは、歯ぐきの黒ずみや変色を改善できるホワイトニングです。
専用の薬剤やレーザー照射を利用して、原因であるメラニンを除去します。
施術後は健康的なピンク色の歯ぐきを取り戻せます。
ただし、着色が深い場合は何度か通院しなければいけません。個人差があるため、気になっている方は1度医師に相談してみましょう。
ホワイトニングをするメリット
ホワイトニングは歯を白くする方法の1つです。歯を白くしたいと考えている方にとって、どのようなメリットがあるのかは知りたいポイントですよね。
以下のメリットがあるので、ぜひ参考にしてください。
- 歯を傷つけずに白くできる
- 見た目の印象が大きく変わる
- セラミックよりも安い
- 虫歯予防に期待できる
- 短期間で歯を白くできる
歯を傷つけずに白くできる
ホワイトニングは、傷つけずに白く出きます。薬剤などを使って汚れを分解して白くするためです。
歯を削ったりしないので、綺麗なまま白くできます。
使用する薬剤が強力なため、場合によっては歯が染みるような感覚を覚える方もいます。
ただ、基本的には歯にダメージを与えるものではないため、傷つけることはありません。
歯を傷つけずに白くしたい方には、ぴったりと言えます。
見た目の印象が大きく変わる
ホワイトニングをすることで、見た目の印象を大きく変えられます。
多くの方にとって、歯は第一印象を決めるものです。withコロナの時代になった今、マスクを外して過ごす時間が増えています。
歯の黄ばみは、これまでよりも一層気になるポイントです。
歯が黄ばんでいると、人によっては以下の印象を抱くことも。
- 老けている
- 不潔そう
- 仕事ができなさそう
- だらしない
こんな印象は抱かれたくありませんよね。仕事・プライベートの両方でストレスになりかねません。
ホワイトニングは見た目の印象を大きく変えてくれるため、前向きにもなれます。
歯の黄ばみがコンプレックスな方にとって、大きなメリットとなるでしょう。
セラミックよりも安い
ホワイトニングは、セラミックよりも安いメリットがあります。
ホワイトニング自体は決して安価ではありませんが、セラミックと比べると比較的安く治療を受けられます。
セラミックは、虫歯治療に用いられることが多かった治療法です。
近年はその手法に着目し、ホワイトニングとしても活用されています。ただ、保険適用外かつオーダーメイドなので費用がかかってしまうのです。
そのため、歯を白くしたい方にとって、費用を抑えて白くできる点でホワイトニングのメリットは大きいと言えます。
【関連記事】歯医者で受けるセラミック治療の概要とメリット・デメリット
虫歯予防に期待できる
ホワイトニングは、虫歯予防にも期待できます。
中でもオフィスホワイトニングでは、医師が歯の状態を確認してくれるため、一緒に虫歯のチェックができます。
早期発見をすることで、綺麗な歯を維持できるのです。
また、ホワイトニング前に薬剤が効果を発揮するように、徹底的なクリーニングを実施します。
更にホワイトニング後は、酸に対する提供力の強いフッ素の取り込みが多くなったり、カルシウムの再沈着が起こったりします。
これらによって歯の表面のカルシウム密度が高まり、結果的に虫歯を防げるようになるのです。
短期間で歯を白くできる
ホワイトニングは、短期間で歯を白くできます。
中でもオフィスホワイトニングは、医療機関が使える薬剤を使用するため、より効果を実感できます。
早い方なら、1回目の施術で効果を実感するでしょう。
自宅で行うホームホワイトニングでも、約2~3週間で歯の漂白を実感できます。
このように、短期間で歯を白くできるのはホワイトニングのメリットです。
ホワイトニングをするデメリット
ホワイトニングはメリットばかりではありません。デメリットももちろんあります。
ホワイトニングを検討する際は、以下の3つのデメリットは覚えておきましょう。
- 天然歯以外に効果がない
- 維持のために何回も通院が必要
- 色も取りする可能性がある
天然歯以外に効果がない
ホワイトニングは、天然歯以外に効果がありません。歯の内側から漂白する方法だからです。そのため、人工物は白くなりません。
人工物はいくつかありますが、代表的なものは以下です。
- セラミック
- 差し歯
- 入れ歯
- 詰め物
こうした人工物には、そもそも薬剤が効きません。歯の黄ばみの原因でもある象牙質もないのですから、当然ですね。
そのため既に人工歯のある方は、その部分だけ色が違うなんてことになる可能性もあります。
天然歯だけしかホワイトニングできないのは、デメリットです。
維持のために何回も通院が必要
ホワイトニングは、維持するために何度も通院しなければいけません。1度ホワイトニングを完了しても、永久的に白いわけではないからです。
通院の頻度は個人差がありますが、一般的に以下の間隔で通院となるでしょう。
- オフィスホワイトニング:3ヶ月に1度
- ホームホワイトニング:半年に1度
通院した回数、費用もかかります。なるべく費用を抑えたい方にとっては、避けたいポイントですよね。
ホームホワイトニングであれば比較的安い価格で継続も可能です。不安な方は、医師に相談してみると良いでしょう。
このように、白い歯の維持には定期的な通院が必要な点は、ホワイトニングのデメリットと言えます。
色戻りする可能性がある
ホワイトニングには、色戻りする可能性があります。ホワイトニング後の食生活が主な原因です。
先述した着色しやすい飲食物や嗜好品が好きな方は、気をつけましょう。
特にオフィスホワイトニングの後、歯のお手入れをサボってしまった場合は注意が必要です。
白い歯を維持するには、日頃のケアを心がけなければいけません。
永久的に白い歯が続くのではなく色戻りする可能性があることについては、事前に知っておいてくださいね。
ホワイトニングの注意点
ホワイトニングは施術を受ける前に知っておきたい注意点があります。特に以下の3つのポイントは重要です。
- 保険適用外である
- ホワイトニングができない人もいる
- 効果には個人差がある
保険適用外である
ホワイトニングは保険適用外です。健康上、どうしても必要な治療ではないため適用されません。そのため、費用は比較的高額です。
保険適用のつもりで治療をすると、金額面で困る可能性があります。
どれくらいの費用がかかるのかは、事前のカウンセリングなどで詳細を確認しておくことをオススメします。
お金のことでもあるので、ホワイトニングは保険適用外である点は注意しておきましょう。
ホワイトニングができない人もいる
ホワイトニングは、誰でも受けられるわけではありません。できない人もいます。特に以下に該当する方です。
- 妊娠中
- 授乳中
- 妊娠している可能性のある方
- 特定の全身疾患をお持ちの方
- 虫歯のある方
- 歯周病のある方
- 糖尿病の方
他にも様々な状態によって、ホワイトニングが難しいと判断されるケースがあります。
ホワイトニングを考えている方は、1度医師に相談してみると良いでしょう。
誰でもホワイトニングができる訳ではない点は、注意が必要です。
効果には個人差がある
ホワイトニングの効果には個人差があります。人それぞれ歯の状態や色が異なるからです。誰でも等しく白い歯にはなりません。
例えば、芸能人のような白い歯を目指しても、白くならない可能性があります。オフィスホワイトニング・ホームホワイトニングどちらも同じです。
全員が同じ白い歯にならないことは覚えておきましょう。
ホワイトニングがオススメの人
ホワイトニングを考えている方にとって、「自分はホワイトニングしてもいいのかな?」「ホワイトニングをしようか迷っている」という方もいるでしょう。
歯を白くしたい方ならホワイトニングはオススメです。中でも以下の方は、ぜひ検討してみてください。
- 成人式や結婚式などのライフイベントが近い方
- お見合いや就活で歯を綺麗にしたい方
- パーティーや同窓会、旅行で写真を撮る機会のある方
- 接客業や営業職で人と接する機会が多い方
- 歯の黄ばみや着色汚れにコンプレックスを持っている方
- 若々しい口元の見た目を手に入れたい方
- さわやかで明るい口元にしたい方
- 清潔感のある印象にしたい方
- 笑顔に自信を持ち、心から笑いたい方
ホワイトニングは、多くの方に勇気を与えてくれる治療です。今よりも明るい一日を夢見る方は、お近くの歯科医院へ相談しましょう。
新宿ルーブル歯科・矯正歯科のホワイトニング
新宿ルーブル歯科・矯正歯科でも、ホワイトニングを提供しています。
当院では、歯科医師だけが取り扱える過酸化水素を使用しているため、歯の内部までしっかり白くできます。
またホワイトニング後に歯並びが気になる方は、矯正も可能です。綺麗な歯になりたい方は、お気軽にご相談ください。
治療費
当院でホワイトニングの治療を受けられる場合、治療費は以下になります。
ホワイトニングの種類 | 治療費(税込) |
---|---|
オフィスホワイトニング | 33,000円 |
ホームホワイトニング (マウスピース+初期の薬剤) |
33,000円 |
デュアルホワイトニング | 66,000円- |
ウォーキングブリーチ | 33,000円 |
ガムブリーチ | 取り扱いなし |
当院ではセラミック治療も可能です。セラミック治療は、見た目・機能性を両立させる治療となっています。
以下の方にオススメです。
- 歯をもっと白くしたい
- 歯の白さをずっと保ちたい
- 歯の形も整えたい
- 噛み合わせを良くしたい
- ホワイトニングでは白くしきれない歯も白くしたい
ホワイトニングと比べて、歯の形まで整えられます。歯の審美性に興味のある方は、ぜひ1度お気軽にご相談ください。
歯列矯正と一緒にできる
当院では、ホワイトニングと歯列矯正を一緒に行えます。
マウスピース型矯正のうち、クリアラインと呼ばれる軽度の歯並び矯正であれば、可能です。
歯の黄ばみと歯並びの両方が気になる方は、ぜひ検討してみてください。
新宿でホワイトニングをするなら新宿ルーブル歯科・矯正歯科
ホワイトニングは、薬剤などを使って歯の内側から白くする治療です。5種類の方法があり、いずれも短期間で効果を実感できます。
歯を傷つけず、費用もある程度抑えられるメリットがあります。
一方で、天然歯以外に効果がないことや、維持のために何度も通院が必要な点はデメリットです。
効果には個人差があるため、事前にカウンセリングを受けて納得した上でホワイトニングをしましょう。
新宿の歯医者「新宿ルーブル歯科・矯正歯科」では、無料でカウンセリングを行っています。歯に悩みがあり歯科受診を検討している方は、お気軽にご相談ください。 この記事を監修した人 医療法人社団ルーブル 理事長 愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。 【略歴】 【所属団体】
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