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歯がざらざらする5つの原因と効果的な予防・改善方法について

歯のざらざらを改善したい方に向けて、5つの原因と効果的な対処法について解説します。

「舌で歯に触るとざらざらする、どうして?」と気になることはありませんか?歯垢や歯石の付着のほか、さまざまな原因で歯に違和感を抱くことがあります。

今回の記事では、歯がざらざらする5つの原因と対処法についてご紹介します。参考にしていただければ、違和感に対してどのように改善・予防をすれば良いのかおわかりいただけるはずです。

歯がざらざらする原因

歯がざらざらする原因はさまざまですが、主に次のような5つの理由があげられます。

原因①歯垢が溜まっている

原因として多いのが、歯の表面に歯垢が溜まっていることです。歯垢は口腔内に残った食べものが歯の表面に付着したままとなり、細菌が繁殖して形成されます。

食事をしてから4~8時間ほどで作られてしまうため、ブラッシングがおろそかになると発生し、歯がざらざらとします。

原因②歯石が沈着している

歯石の沈着も歯のざらざらの原因となります。歯石とは歯垢が長時間かけて、石のように硬くなったものことです。

歯石は歯垢よりも圧倒的に硬く、ブラッシングでも落とせないほど歯に頑固に張り付きます。そのため歯垢よりさらにざらざら感が強く感じられるでしょう。

原因③歯の表面が傷ついている

歯の表面が傷ついている可能性も考えられます。わずかな傷による凹凸でも舌は敏感に感じ取ってしまうため、ざらざらしているように感じられるケースです。

歯磨き粉に含まれる研磨剤で歯の表面が傷ついたり、ブラッシングで力を入れすぎることが傷の原因となります。

原因④初期の虫歯を発症している

歯がざらざらとしている場合、虫歯の発症を疑うことも大切です。初期の虫歯であれば痛みもなく、歯の表面が溶けただけの状態になることも珍しくありません。

歯が溶けているため、表面に凹凸があるように感じられます

【関連記事】虫歯を甘く見ると危険?虫歯の初期状態と治療法について紹介

原因⑤歯が溶けている・欠けている

歯が欠けたり、溶けたりしているケースも考えられます。欠けや溶けは食べもの・飲みもので引き起こされることもあるため、食生活には注意が必要です。

たとえば硬い食べものを食べたときに歯が欠けることがあります。炭酸飲料やワインなど酸性の強いものを頻繁に口にしていると、歯の表面が溶けてしまうこともあり得ます。心当たりがあるなら、歯の溶けや欠けが起きているのかもしれません。

 

歯のざらざらを予防する方法

それでは歯のざらざらを予防する方法を見ていきましょう。

【予防方法】

  • ・毎日のケアを10分以上かけて丁寧に行う
  • ・ケアは毎食後すぐに行う
  • ・デンタルフロスや歯間ブラシを併用する
  • ・研磨剤無配合の歯磨き粉を使う
  • ・歯科医院でクリーニングを受ける
  • ・酸性の食品を控える

予防として重要となるのが毎日のブラッシングケアです。1週間に1回程度、デンタルフロスや歯間ブラシでケアをするとより効果的です。

ただしブラッシングで歯に傷がついてしまうこともあるため、研磨剤が配合されていない歯磨き粉を使うことをおすすめします。

それでも落としきれないざらざらは、歯科医院の定期クリーニングで落としてください。

 

歯のざらざらを改善する方法

すでに歯のざらざらができてしまっている場合は、次のような方法で改善してください。改善方法について順番に解説していきます。

改善方法1:歯石除去

ざらざらが気になったときは、まず歯石を除去してください。歯石の除去はご自身ではできないため、歯科医院を受診してクリーニングをしてもらう必要があります。

どれほど丁寧に磨いても、歯垢を100%落とし切るのはほぼ不可能です。定期的にクリーニングを受けると、歯石のないつるつるとした歯を維持できるでしょう。

改善方法2:歯の修復

歯が欠けていたり、溶けていたり、虫歯になっていたりするなら、歯の修復が必要です。虫歯でも痛みが感じられない程度なら削らず、フッ素塗布などの簡単な治療で終わることもあります。

歯の欠けでも、わずかな欠けならレジンと呼ばれるプラスチックで修復可能です。歯が溶けてしまっている場合は、スーパーエナメルやセラミックの被せもので治療をすることが多いでしょう。

いずれにしても歯に物理的な損傷があるなら、歯科医院で歯の修復を行わなければなりません。

改善方法3:セルフケア

まだ歯垢が付着している段階であれば、セルフケアでの改善もできます。研磨剤が入っていない歯磨き粉を使い、丁寧にブラッシングをしましょう。

歯石は食後に付着しやすくなるため、毎食後すぐにブラッシングをしていれば、歯のざらざらが少なくなるかもしれません。

 

歯のざらざらには原因ごとの適切な対処を

いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで、歯がざらざらする原因と改善方法がご理解いただけたと思います。

歯がざらざらするのにはさまざまな理由があります。対処するにはまず原因を突き止めて、原因に応じた適切な改善策をはかることが大切です。また予防することも忘れないようにしましょう。

新宿の歯医者「新宿ルーブル歯科・矯正歯科」では、無料でカウンセリングを行っています。歯に悩みがあり歯科受診を検討している方は、お気軽にご相談ください。

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この記事を監修した人

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医療法人社団ルーブル 理事長

水谷 倫康

愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。

【略歴】





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