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虫歯は再発するの?原因や予防法とともに解説

「虫歯が再発するって本当?」

「再発したとき、どうやって治療するの?」

「再発させないためにどうしたらいいの?」

このような疑問を抱えている人は多いのではないでしょうか。

虫歯は、感染症の一種です。放っておくと激しい痛みが伴い、最悪の場合は顎骨骨髄炎(がくこつこつずいえん)という病気にも発展しかねません。

本記事では、一度治療した虫歯は再発するのかについて解説します。

虫歯の再発原因や予防法についてもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

虫歯のメカニズム

はじめに、虫歯ができるメカニズムを解説します。

・口の中にミュータンス菌が入る

・ミュータンス菌が糖質を取り込み、歯垢を作る

・ミュータンス菌が糖質から酸をつくる

・酸によって歯が溶ける

ミュータンス菌は主に、幼少期に母親から感染すると考えられています。

ミュータンス菌は歯垢のなかで増殖する菌のため、歯が生えていない0歳の頃にはほとんど増殖しません。

そのため、歯が生えてきた1歳頃から歯磨きは欠かさず行いましょう。

ミュータンス菌は、糖質から歯垢と酸を作り出し、歯表面のエナメル質や、歯内部の象牙質を溶かします。

病状が進行すると歯に落とし穴のような穴があいた状態になり、修復することは不可能です。

酸はどんどん歯を溶かしていき、最終的に歯の神経まで溶かします。

この状態だと、歯がズキズキと痛むため、歯医者に訪れる人が多いでしょう。

さらに症状が進行すると、歯全体が虫歯に侵され、神経に膿が溜まり始めます。

虫歯は再発する?

虫歯は再発します。

虫歯は細菌による感染症です。

そのため、一度治療してもミュータンス菌が口腔内に残っていたりミュータンス菌の住処である歯垢が常にある状況だと虫歯は再発しやすいでしょう。

とくに、一度治療した後の歯はもろくなっているため、注意してケアを行う必要があります。

虫歯の再発は気づきにくく、重症になりがちです。

歯を無くすことになりかねるので、定期的な検診をおすすめします。

虫歯が再発する原因

 

虫歯の再発は珍しいものではありません。

治療を行ったからといってケアを怠ると、すぐ再発してしまうでしょう。

ここからは、虫歯が再発する原因を4つ紹介します。

・口腔ケア不足

・詰め物と歯の間の汚れ

・詰め物の裂開

・歯の強度低下

虫歯が再発する主な理由は、治療したことで油断し、ケアを怠ったことによる口腔ケア不足です。

虫歯菌であるミュータンス菌を口内から完全に取り除くのは難しいでしょう。

さらに、周りの人から感染する可能性もあります。

また、詰め物と歯のあいだには、歯ブラシでは取りきれないような汚れが溜まりやすく、ここから虫歯が再発するリスクもあるでしょう。

ほかにも、詰め物の破裂や治療による歯の強度低下も虫歯の再発原因のひとつです。

このような虫歯の再発を2次カリエスといいます。

虫歯が再発したときの治療方法

虫歯が再発した場合、2〜3日に分けて治療する場合がほとんどです。

まず、虫歯の進行具合を確認するために詰め物や被せ物を除去します。

詰め物や被せ物の除去は1回目の虫歯ではなかった手順です。

つぎに、虫歯箇所を削ります。

二次虫歯は進行が早いため、神経まで侵食されていることがほとんどです。

神経が残っている場合は麻酔を打って治療をします。

神経内部まで膿が溜まっていれば、神経と膿をすべて除去してから削った部分の消毒を行い、仮の詰め物を詰めて1日目の治療は終わりです。

2回目の治療を行う前に、被せ物の土台を作ります。

そして、2回目の治療で仮の詰め物を除去し、作った被せ物を被せ、形を整えて治療は完了です。

虫歯を再発させないために

 

虫歯を再発させたい人はいないでしょう。

誰しも1度の治療でこりごりなはずです。

虫歯を二度と再発させたくない人のために、以下3つの方法を紹介します。

・正しい歯磨き

・歯医者に通う

・詰め物やかぶせ物をセラミックにする

虫歯の再発を防ぐ最も効果的な方法は、正しい歯磨きを行うことです。

虫歯を再発させないためには口内を清潔に保つ必要があります。

そのためには、正しい歯磨きを行いましょう。

正しい歯磨きとは、小さめの歯ブラシを使い、歯と歯茎の間を45°の角度で磨きます。

このとき、力が強すぎると詰め物を歯損してしまう可能性があるため、優しく行いましょう。

歯ブラシでは磨き残しがある可能性があるため、フロスの利用も効果的です。

歯磨きのやり方に自信が無いようであれば、歯医者さんなどで歯磨きのケアを見直してもいいでしょう。

意外と磨けていない部分が見つかるかもしれませんよ。

とくに、詰め物と歯の間は入念にブラッシングすると二次虫歯を防げます。

また、定期的な検診も必要です。

目立ったトラブルがなくても半年に一度は歯医者に行き、虫歯ができていないか確認してもらいましょう。

さらに、詰め物をセラミックにする方法も効果的です。

セラミックは表面がつるつるしているため、歯垢がつきにくく虫歯ができにくいメリットがあります。

これから治療を行う人はセラミックでの治療も視野に入れてみてください。

【関連記事】歯の磨きすぎはよくない?正しいブラッシング方法も紹介

虫歯を再発させないために入念なブラッシングを

虫歯は再発するのか、原因や予防法について解説しました。

虫歯は、ケアを怠れば再発します。

再発を防ぐためには入念なブラッシングが必要です。

ブラッシング時には、歯と歯茎の間に歯垢が残らないように、歯ブラシを45°の角度であてるようにしましょう。

このとき、力はなるべく抜いて小刻みに歯ブラシを動かすと、歯への負担を最小限に抑えてブラッシングができます。

そのあとは、歯間ブラシやデンタルフロスで仕上げを行うときれいな状態を保てるためおすすめです。

また、歯医者さんで定期的にクリーニングを行ってもいいでしょう。

このような努力を重ねることで、二次虫歯を防ぐことができます。

メタディスクリプション:虫歯の再発って怖いですよね。虫歯の治療を行った人のために、虫歯の再発について解説します。虫歯の原因や予防法も紹介しているので、治療跡に違和感を感じる人やこれから治療を行う人は、ぜひご覧ください。

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この記事を監修した人

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医療法人社団ルーブル 理事長

水谷 倫康

愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。

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