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生えかけの親知らずが痛む原因と対処法を紹介

歯の健康

歯の健康は、全身の健康状態に大きく影響します。いつまでも健康に長生きするためには、歯の健康を維持することが大切です。

本記事では、生えかけの親知らずが痛くなる原因と対処法、親知らずを放置した場合に起こりうるリスクについて詳しくご紹介します。

歯に痛みがある場合はなるべく早めに受診することをおすすめしますが、原因や対処法を知っておくことでいざという時に冷静に対処できるでしょう。

親知らずがある方は、ぜひ最後までご覧ください。

生えかけの親知らずが痛む原因

親知らずが生え始めの画像

生えかけの親知らずが痛むときに考えられる主な原因は、以下の3つです。

  • 神経や周辺組織が圧迫されている
  • 歯茎が腫れている
  • 歯茎を噛んでいる

それぞれ詳しく解説していきます。

 

原因①神経や周辺組織が圧迫されている

生えかけの親知らずが痛む原因のひとつは、神経や周辺組織が圧迫されていることです。

親知らずは歯の一番奥に位置する歯で、スペースが不足して正しく生えてこられない場合があります。そのため、親知らずの隣の歯や骨に圧力がかかり、神経や組織を圧迫してしまいます。

圧迫により炎症や腫れが生じて、痛みを引き起こしている場合は、適切な治療が必要です。すぐに歯科医師に相談してください。

原因②歯茎が腫れている

生えかけの親知らずが痛む原因のひとつは、歯茎の腫れです。

親知らずが顎の骨に押し出される際、歯茎に圧力がかかることがあります。

この圧力により歯茎が腫れ、炎症が起こることがあるわけです。

腫れた歯茎は触れるまで痛みを感じないこともあり、場所によっては早期発見が難しくなるでしょう。

できるだけ早く、歯科医師に相談して適切な処置を受けることが重要です。

定期的な歯科検診もおすすめです。

原因③歯茎を噛んでいる

生えかけの親知らずが痛む原因のひとつとして、無意識に歯茎を噛んでしまっていることも挙げられます。

親知らずが十分なスペースを持たずに成長する場合、歯茎に向かって傾いたり、上下に押し上げたりすることがあります。

そのため、歯茎が歯にあたり、噛まれたり損傷したりすることがあります。

噛んだ歯茎は腫れや炎症を引き起こし、後に痛みを感じるため、この場合も歯科医師に相談して治療を受けることが重要です。

生えかけの親知らずを放置するリスク

親知らずを放置するリスク

ここからは、生えかけの親知らずを放置するリスクについて見ていきましょう。

とくにメジャーな以下3つを解説していきます。

  • 口臭が強くなる
  • 歯並びが悪くなる
  • 虫歯や歯周病になる

それぞれ確認してください。

リスク①口臭が強くなる

生えかけの親知らずを放置すると、口臭が強くなるリスクがあります。

親知らずは他の歯との間に隙間ができやすく、そこに食べかすや細菌がたまりやすいため、口臭の原因となるわけです。

さらに、親知らずが生えていない状態では、クリーニングが難しくなり、歯周病や歯肉炎のリスクも高まります。

このような状態では、定期的な歯科検診や適切な歯磨きケアがより一層重要になります。

【関連記事】親知らずが口臭の原因になる理由|改善方法を紹介

リスク②歯並びが悪くなる

生えかけの親知らずを放置すると、歯並びが悪くなるリスクもあります。

親知らずは他の歯が十分なスペースを持って成長するのを妨げて、歯が押されて歯列や噛み合わせが乱れてしまう場合があります。

また、親知らず自体が強く押し付けられて他の歯に影響を与えることもあります。すると歯並びの不均衡や歯の移動が起こり、見た目や噛み合わせの問題を引き起こすおそれがあります。

リスク③虫歯や歯周病になる

生えかけの親知らずを放置すると、虫歯や歯周病のリスクも高まります。

親知らずは通常の歯と比べてクリーニングが難しく、食べかすや細菌がたまりやすいため、虫歯の発生が起こることがあります。

また、親知らずの周囲の歯肉や骨組織にも負担がかかり、歯周病の原因となることも。

歯周病は歯を支える組織の破壊や歯の抜け落ちにつながる可能性があるため、定期的な歯科検診と適切な歯磨きが重要です。

生えかけの親知らずが痛むときの対処法

親知らず治療法

次に、生えかけの親知らずが痛むときの対処法を解説していきます。

ここでは、応急処置も含めた以下の3つの方法を見ていきましょう。

  • 鎮痛剤を服用する
  • 患部を冷やす
  • 歯科医院を受診する

それぞれ確認してください。

対処法①鎮痛剤を服用する

生えかけの親知らずが痛む場合、鎮痛剤の使用がひとつの対処法です。

痛みを和らげるために市販の鎮痛剤を使用することができます。

一般的にはアセトアミノフェンやイブプロフェンが使われますが、使用方法や適量には注意が必要です。

必ず使用前に薬の添付文書を読み、医師や薬剤師に相談してください。

対処法②患部を冷やす

生えかけの親知らずが痛む場合、患部を冷やすことが対処法のひとつです。

氷や保冷剤などを痛みのある箇所に数分間当てることで、腫れや炎症を軽減し痛みを和らげることができます。

ただし、皮膚に当てる場合は保護のためにタオルなどを挟んで使用しましょう。

また、冷やしすぎると逆に刺激を与える可能性があるため、適度な冷却に留めてください。

対処法③歯科医院を受診する

生えかけの親知らずが痛む場合、歯科医院を受診することがもっとも重要です。

歯科医師は痛みの原因を特定し、必要な処置や治療方法を提案してくれます。

親知らずの生え方や口腔内の状態によって、抜歯や炎症の治療などの適切な処置が行われるでしょう。

自己判断や自己処理はリスクを伴うことがあるため、痛みが続く場合は早めに歯科医院へ受診することをおすすめします。

親知らずは早めの抜歯がおすすめ

親知らずは、生えかけの場合でも、歯列の歪みや噛み合わせの不調、歯周病のリスクなどの問題を起こすことがあります。

そのため、親知らずが問題を引き起こす前の早めの抜歯がおすすめです。

早期の抜歯は手術のリスクや回復期間も少なくなります。

歯科医師の診断を受け、個別の状況に合わせて適切なタイミングで抜歯を行うことが重要です。

親知らずが生えかけると歯茎が腫れてくる

歯茎の腫れ

今回は、生えかけの親知らずについて解説してきました。

親知らずが生えかけると、歯茎が腫れてくることがあります。

これは、親知らずが頬側や舌側の歯茎に圧迫をかけるため、炎症や腫れが生じるためです。

また、歯茎に食べ物のかすが入り込むことで、感染や炎症が起こることも。

腫れは痛みや不快感を引き起こし、食べ物を噛む際や口を開けるときにも制限をもたらすことがあります。

腫れが続く場合は、早めに歯科医院を受診し、適切な処置を受けてください。

新宿の歯医者「新宿ルーブル歯科・矯正歯科」では、無料でカウンセリングを行っています。歯に悩みがあり歯科受診を検討している方は、お気軽にご相談ください。

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この記事を監修した人

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医療法人社団ルーブル 理事長

水谷 倫康

愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。

【略歴】





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