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マウスピース型矯正インビザラインとは
マウスピース矯正は、ワイヤーを使わない矯正、迅速な装着、手頃な価格といったユニークな特徴を持って開発され、手頃な料金で速い結果を求めている人にぴったりの矯正歯科ソリューションです。
画像引用:新宿ルーブル歯科・矯正歯科
ワイヤーのように目立たないため、誰に気付かれることもなく矯正が可能です。
今回は、そんなマウスピース型の矯正でも主流であるインビザラインについて解説します。
マウスピース型矯正は、透明度の高い素材で作られた素材を歯に装着する歯列矯正です。歯に長い時間装着することで、少しずつ歯を動かして矯正していきます。
そのため同じ物をずっと使い続けるのではなく、歯の状態に合わせて何度もマウスピースを交換していきます。
従来のワイヤー矯正と大きく違うため、不安を覚える方もいるでしょう。ですが以下の2点において多くの方に利用されています。
- 世界100ヶ国以上/1, 000万人以上に使用されている
- 20年以上の歴史がある
目次
世界100ヶ国以上で使用されている
インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が提供を開始した歯列矯正です。グローバルに展開していることもあって、2023年現在は世界100ヶ国以上の国々で提供されています。
これまで1,000万人以上を超える患者さんが治療を受けており信頼できる治療法です。
20年以上の歴史がある
アライン・テクノロジー社がインビザラインの提供を始めたのは、1999年。つまり、2023年において20年以上の歴史を持っています。
日本には2006年から本格的に展開。日本だけでも17年以上利用されている歯列矯正です。
マウスピース型矯正インビザラインとワイヤー矯正の違い
歯の矯正治療には、マウスピース型矯正インビザラインのほかに、ワイヤー矯正があります。
それぞれの治療法の大きな違いは、使用する装置と歯の動かし方です。
マウスピース型矯正インビザラインは、マウスピース型矯正装置を装着して装置と歯並びとの間のわずかなズレを設けることにより、歯根膜に圧力をかけて歯を動かす方法です。
一方で、ワイヤー矯正はワイヤー矯正装置を歯の表面、もしくは裏側に装着して、ワイヤーがしなることで歯根膜に適切な圧力をかけて歯を動かします。
また、それぞれの治療法の違いが、以下の表のとおりです。
矯正方法 | インビザライン | ワイヤー矯正 |
治療期間 | 平均2~4年 | 平均2~3年 |
通院頻度 | 1~3ヶ月に1回 | 1ヶ月に1回 |
治療中の痛み | ほとんど感じない | 強い締め付けを感じる |
見た目 | 透明で目立たない | 金属の金具が目立つ |
食事 | 制限なし | 一部制限あり |
ケア方法 | ブラッシング可能 | いつも通りのブラッシングはしにくい |
対応症例 | 一部対応できない症例あり | 幅広い症例に対応 |
費用 | 80~120万円程度 | 80~160万円程度 |
ホワイトニング | 同時進行が可能 | 矯正中は不可能 |
使用する装置と歯の動かし方以外にも、治療期間や見た目など、さまざまな違いがあります。
インビザラインとワイヤー矯正の違いを理解し、患者さま個人に合った治療法を選択することが大切です。
マウスピース型矯正インビザラインのメリット
マウスピース型矯正インビザラインには、多くのメリットがあります。特に以下の7つは、インビザラインならではのメリットです。
- 透明で目立たない
- 簡単に取り外せて食事を楽しめる
- 虫歯になりにくい
- 費用を抑えられる
- 通院回数が少ない
- ホワイトニングも一緒にできる
- 金属アレルギーのリスクが少ない
透明で目立たない
インビザラインは透明のマウスピースを使います。ワイヤー型矯正と違って、ほとんど見えません。近年はマスクで過ごすことが多くなったとはいえ、気になる方も多いでしょう。
ですがインビザラインなら、周囲の人に気付かれずに歯並びを矯正することが可能です。
ワイヤーだと見えてしまったり痛みがあったりするため、なかなか矯正に踏み切れない方がいました。
インビザラインは目立たず痛みもほとんどないため、生活に馴染みやすい矯正です。
手軽に取り組める点は、インビザラインの何よりの魅力と言えます。
簡単に取り外せて食事を楽しめる
インビザラインは、マウスピース型なので簡単に取り外せます。食事の時に取り外せば、好きな物を食べられます。これはインビザラインにしかないメリットです。
特にワイヤー矯正では食べにくいとされる以下の食べ物も、矯正前と同じ感覚で食べられます。
- カレーのような着色物
- ガム
- 硬い食べ物
好きな食べ物を何も気にせず食べられるのは、インビザラインならではです。食事を楽しみたい方にはピッタリの矯正でしょう。
虫歯になりにくい
インビザラインは、虫歯になりにくいという点もメリットです。
歯を磨く時は、マウスピースを外して今まで通り歯磨きをするだけ。フロスも使えることもあって、歯の隙間のお掃除も簡単です。
マウスピースも以下の手順でお手入れすれば問題ありません。
- 流水で洗う
- 専用の洗浄剤で消毒する
また、インビザラインは1週間間隔で新しい物に交換していきます。例えるならコンタクトレンズと同じです。
お口の中が常に綺麗な状態を保てるため、衛生面が気になる方でも安心して
矯正に取り組めます。
費用を抑えられる
インビザラインは、費用を抑えられることもメリットの1つです。
ワイヤー矯正の場合、目立たないためには裏側にワイヤーを装着しなければなりません。 裏側矯正は、表側と比べて費用が高くなる傾向にあります。これは、オーダーメイドになるためです。
インビザラインもオーダーメイドですが、ワイヤー矯正の裏側と比較すると低コストとなっています。
個人によって異なるため一概には言えませんが、当院の料金で比較すると以下のように違います。
矯正方法 | 費用 |
---|---|
インビザライン | 770,000円 |
フルリンガル(上側矯正/療頬) | 1,078,000円 |
※Tax込み
詳しくは矯正治療の費用をご覧ください。
また費用以外に口内トラブルが減ることも、費用を抑えられる要因の1つです。ワイヤー矯正の場合、口内トラブルのリスクが一定数あります。
ですが、インビザラインは使っている素材がポリウレタンということもあって、口内を傷つける心配がほとんどありません。結果的に治療費などの費用を抑えられます。
通院回数が少ない
インビザラインは、治療が安定すると通院回数が大きく減ります。ワイヤー矯正の場合、2〜4週間に1回は通院する必要があります。一方のインビザラインは、2~3ヶ月に1回程度になることも。
忙しい方や海外出張でなかなか通院できない方でも、安心して治療を受けられます。
ホワイトニングも一緒にできる
インビザラインでは、治療期間中にホワイトニングも一緒にできます。当院の場合、ホームホワイトニングを1回分無料で提供しています。
歯列を整えながら同時に歯を白くしたい方にもオススメです。
金属アレルギーのリスクが少ない
インビザラインは金属を使用していません。そのため金属アレルギーを持っている方でも安心して治療を受けられます。ワイヤー矯正だと金属アレルギーだから心配していた方でも、安心です。
またワイヤー矯正をしていると、不定愁訴(ふていしゅうそ)が起こることがあります。 聞き慣れない言葉ですが、原因がはっきりわからないのに何となく体調が悪い状態のことです。
- 肩が凝る
- 頭痛がする
- めまいがする
こういった症状はワイヤー矯正をしていると経験する可能性があります。
ですがインビザラインだと不定愁訴がなくなります。
日々の体調不良に悩まされずにワイヤー矯正を受けられるのも、インビザラインのメリットです。
マウスピース型矯正インビザラインのデメリット
マウスピース型矯正のインビザラインは、デメリットももちろんあります。治療を受ける際は、メリットを含めて考えてください。
中でも代表的なデメリットは以下になります。
- 全ての症例に対応できるわけではない
- 長時間つけていないといけない
- 院選びが難しい
全ての症例に対応できるわけではない
インビザラインは、全ての症例に対応できるわけではありません。
歯並びによって治療できない人もいます。例えば以下に当てはまる方です。
- かなり進行の進んだ歯周病を持っている方
- 下顎前突(しゃくれ)の度合いが大きい方
- 上顎前突(出っ歯)の度合いが大きい方
治療が受けられるか不安な方は、治療前のカウンセリングで質問することをオススメします。
長時間つけていないといけない
インビザラインは、長時間装着している必要があります。1日20時間以上の装着が必要であるため、食事と歯磨き以外はずっとつけていなければなりません。
治療期間も年単位で必要なため、マウスピースに慣れるまではストレスを感じる方もいるでしょう。
院選びが難しい
インビザラインは院選びが難しいという側面を持ちます。
インビザラインは、AIが自動でマウスピースを作ってくれる仕組みです。
そのため、取り入れやすく多くのクリニックで導入している側面があります。
これだけなら非常に良く感じるのですが、デメリットを考えなくてはいけません。
取り入れやすいということは、矯正治療を専門としていないクリニックでも取り入れられるということです。
つまり、矯正治療を受ける側がどのクリニックが良いのかを選びにくくなっています。
気軽に矯正治療を受けられるからこそ、院選びが難しい点はインビザラインの大きなデメリットと言えます。
マウスピース型矯正インビザラインが対応できる歯並び
マウスピース型矯正インビザラインは、さまざまな歯並びに対応しています。
ここでは、インビザラインが対応できる歯並びをご紹介します。
- ・叢生(乱ぐい歯)
- ・交叉咬合
- ・上顎前突(出っ歯)
- ・下顎前突(受け口)
- ・空隙歯列(すきっ歯)
- ・過蓋咬合(ディープバイト)
- ・開咬(オープンバイト)
- ・お子さまの歯
インビザラインは、歯並びだけでなく噛み合わせを改善することが可能です。
嚙み合わせを改善することで、見た目だけでなく機能面・健康面でもよい影響が期待できます。
一方で、叢生や上顎前突、下顎前突が重度の場合は、インビザラインでの治療が難しいことがあります。
3Dスキャナーや歯科用CTなどにより精密な検査を行って、担当の医師に相談しながら治療を進めていくとよいでしょう。
マウスピース型矯正インビザラインを提供しているクリニックの選び方
マウスピース型矯正のインビザラインを提供しているクリニックは、多くあります。
その中から実際に利用する際に気になるのが、選ぶポイントです。長期間通院が必要な治療ですから、以下のポイントは特に意識してください。
- アクセスしやすいか
- 費用は予算内か
- 診療時間はライフスタイルに合っているか
- ゴールプランを明確に教えてくれるか
- 症例数が掲載されているか
アクセスしやすいか
アクセスしやすいかは通院する上で重要なポイントです。特に以下は必ずチェックしておきましょう。
- 生活圏内かどうか
- 駐車場が広いかどうか
生活圏内から外れると、わざわざ通院しなくてはいけなくなるため、治療の途中で断念してしまいがちです。良く利用している駅の近くなど、ついでに寄れる場所を選びましょう。
費用は予算内か
費用が予算内かどうかも大切。マウスピース型矯正のインビザラインに限らず、歯列矯正は高額です。
どれだけの費用なら支払えるかを考えた上で、治療を受けてください。料金面で不安な場合は、カウンセリングで相談してみるのもオススメです。
【関連記事】歯の矯正っていくらかかるの?矯正のメリットとデメリットとは
診療時間はライフスタイルに合っているか
インビザラインの治療を受けたいと考えているクリニックの診療時間が、ライフスタイルに合っているかも確認しましょう。
社会人の方の場合、仕事の関係で診療時間内に通院できない可能性も考えられます。
- 遅い時間まで診療を受け付けている
- 土日祝も診療している
長期間通うことになるからこそ、上記のように自身のライフスタイルに合ったクリニックを選ぶことをオススメします。
ゴールプランを明確に教えてくれるか
インビザラインを提供しているクリニックが、治療のゴールラインを明確に教えてくれるかも確認したいポイントです。
ゴールプランとは、矯正によって最終的に実現したい将来像のこと。ゴールを明確にすることで、適切な治療を受けられます。
ゴールプランが曖昧なままだと、場当たり的な治療になり最終的に後悔する可能性があります。
自分自身のためにも、カウンセリングや治療中にゴールプランを明確にできているかは必ず確認しましょう。
症例が掲載されているか
インビザラインを受けたいと考えているクリニックのホームページに、症例が掲載されているかも確認してください。
症例はそのクリニックの実績です。症状に対してどのような治療をしたのかが公表されています。
症例はそのまま、治療を受ける自分自身にも当てはまる可能性があります。矯正時の不安を無くして安心して利用するためにも、症例の確認はオススメです。
マウスピース型矯正インビザラインの治療の流れ
矯正治療はどのように進めていくのか、不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、矯正治療の流れを簡単に解説します
- 1.問診
- 2.無料カウンセリング
- 3.精密検査
- 4.治療計画の説明
- 5.治療開始/装置の装着
- 6.経過観察/調整
- 7.治療完了/保定期間
- 8.メインテナンス
精密検査により奥地の状態を詳細に調べたうえで、患者さま個人に合わせた治療計画を立案し、ご説明します。
治療開始後は、患者さまの歯並びの状態や治療の進み具合を見ながら治療を進め、装置を調整します。
通院頻度は、初期段階では1ヶ月に1回程度ですが、慣れてくると2~3ヶ月に1回程度です。
歯並びが正しく整ったあとは、歯並びが後戻りすることを防ぐために保定期間を設け、治療終了後もメインテナンスを行い、後戻りの有無や歯並びの維持を含めた口腔状態の確認を行います。
マウスピース型矯正インビザラインがオススメの人
マウスピース型矯正インビザラインは、オススメできる人とできない人がいます。
中でもワイヤー矯正よりインビザラインをオススメしたいのは、以下に当てはまる方です。
- 矯正は高いと諦めていた方
- 他の人に気付かれずに矯正をしたい方
- ワイヤー矯正に恐怖心がある方
- ホワイトニングもしたい方
- 美意識の高い方
特に仕事上、ワイヤーが目立つと困る方にこそオススメです。
近年はマスクをつけることが当たり前になって口元が見えなくなっていますがそれでもふとした時に見られる可能性はあります。
またホワイトニング効果にも期待できるので、美意識の高い方にもオススメです。
歯並びだけでなくホワイトニングまでできるのはインビザラインだけ。
一緒にすることでお得に美容ができます。
目立たず歯列矯正をするなら、ぜひ1度インビザラインを検討してください。
新宿でマウスピース型矯正インビザラインを受けるなら新宿ルーブル歯科・矯正歯科へ
画像引用:新宿ルーブル歯科・矯正歯科
マウスピース型矯正のインビザラインは、20年以上の歴史を持ち、世界100ヶ国/1,000万人以上が利用している歯列矯正です。透明で目立たず、簡単に取り外せることもあって人気を集めています。
一方で全ての症例に対応できるわけではありません。1日20時間以上の装着も必要となるため、歯列矯正をするという強い意志が必要です。
新宿の歯医者「新宿ルーブル歯科・矯正歯科」では、無料でカウンセリングを行っています。歯に悩みがあり歯科受診を検討している方は、お気軽にご相談ください。 この記事を監修した人 医療法人社団ルーブル 理事長 愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。 【略歴】 【所属団体】
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