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虫歯が痛いときにすぐ試せる応急処置とやってはいけない注意点

虫歯は、症状が軽い段階での早期発見・早期治療が大切です。それでも、気づかずに虫歯を抱えてしまうと、ある日急に痛みだすこともあるかもしれません。

虫歯が痛んできたときは、どのように対処するべきなのでしょうか?この記事では、虫歯が痛むときの応急処置・やってはいけないこと・予防方法について紹介しています。

あまりにも重度の場合はすぐに歯医者を受診する必要がありますが、治療の前に処置の方法や注意点をチェックしておきたい方は、ぜひ参考にしてください。

虫歯が痛い場合の応急処置

虫歯が痛い場合にできる、3つの応急処置についてチェックしていきましょう。

応急処置法①痛み止めを内服する

痛み止め(鎮痛剤)の内服は、すぐにできる応急処置の方法です。市販のもので体質に合っており、神経への鎮静作用をもつ成分が含まれている薬を服用しましょう。

頭痛などと同じように、歯医者を受診するまで、一時的に痛み止めを飲んで痛みを軽減できます。ただし、規定の用法・用量を超えて使用しないように注意してください。

応急処置法②患部を冷やす

痛んでいる部分をしっかりと冷やして、炎症を軽減する方法もあります。痛み止めと同じく虫歯自体を治すものではありませんが、患部が熱をもち腫れているようであれば、そこをしっかりと冷やしてあげるだけでも痛みを軽減できるでしょう。

痛み止めを服用しながら、炎症が起きている箇所を頬の上から冷やしてください。ただし、氷を口に含むなどの直接的な方法は避けてください。

応急処置法③口腔内を清潔にする

お口の中は常に清潔に保ちましょう。虫歯や歯周病菌は、食べものが残っている口の中を好んで増殖します。虫歯が痛いからとそのままにしていると、お口の中全体が不衛生な状態になってしまいます。

歯磨き・うがい・デンタルケアは普段通り行ってください。虫歯のひどい場所には直接触らず、しかし磨き残しのないように注意しながら汚れを取り除いてください。

応急処置法④痛みを和らげるツボを押す

体に無数に存在するツボには、筋肉や神経などさまざまな部分に作用するといわれています。痛みの軽減に役立つツボも、万が一のためにぜひ押さえておきましょう。

有名なものとしては「合谷(ごうこく)」というツボがあります。人差し指と親指をそれぞれ直線で結んだときの合流地点にあり、ここを優しく親指で押すことで頭痛や神経痛に効果が期待できます。

虫歯が痛い場合にやってはいけないこと

虫歯が痛い場合にやってはいけないこともチェックしておきましょう。飲酒・喫煙など普段の習慣にしているものも、虫歯にとっては好ましくない場合があります。4つのポイントをチェックしていきましょう。

①飲酒をする

飲酒は血圧を上げる行為のため、口の中に炎症が出ているときは血流を上げてしまいかえって炎症を悪化させるおそれがあります。

せっかく痛み止めを飲んだり患部を冷やしたりして痛みを軽減しても、お酒を飲んで血行が上がると再びズキズキと痛みだし、痛みの軽減が無効化されるおそれがあるため注意が必要です。

②喫煙をする

虫歯が痛むときには喫煙も避けるようにしてください。タバコの中には無数の化学成分が含まれており、その成分が歯周病を悪化させる可能性があります。

また、タバコを吸うとお口の中からは唾液の量が減少するため、乾燥した状態になります。唾液が減ると汚れを洗い流す作用が発揮されず、口の中には汚れが残ってこびりついたままになってしまうため、より不衛生な状態に。虫歯が痛い部分も悪化するおそれがあります。

③激しい運動や入浴をする

激しい運動・入浴も、アルコールと同じように血圧を上昇させる作用があります。入浴以外ではサウナやマッサージも血行を良くするため、虫歯が激しく痛んでいるときは避けてください。

時間的な問題やスケジュールの都合で虫歯に対処しづらいときもありますが、虫歯の痛みがひどいときは、まず歯医者への受診を優先したいところです。

④強い刺激を加える

患部に強い刺激を加える行為は、痛みを余計に悪化させるため避けましょう。

たとえば、虫歯の黒い部分や炎症が気になるからといって歯ブラシで激しくこすったり、指で触ったりすると余計に痛みが出てくる可能性があります。

特に指先は雑菌の宝庫であり、手を洗った後でも落としきれなかった雑菌が付着している場合があります。口の中を汚れた指先で触らないように注意してください。

虫歯の予防方法

虫歯を悪化させないためには、日常生活から虫歯を予防していくことが大切です。ここからは、虫歯の予防方法についてみていきましょう。

予防方法①正しい歯磨きを行う

歯磨きは、歯の表面を磨くだけでは汚れを落としきれないため、正しい方法を意識しましょう。

歯だけではなく歯と歯茎のすき間部分、歯周ポケットと呼ばれる部位に歯ブラシを45度の角度に倒して当て、軽い力で動かしながら毛先で汚れを掻き出します。

歯の表面は外から見えるためすぐに汚れが落とせますが、歯周ポケットや歯茎の境目、歯と歯の間は細かい汚れが残ってしまいます。歯ブラシで落とせないものはフロスや歯間ブラシを活用しましょう。

【関連記事】歯磨きは一日一回では足りない?歯磨きの重要性と最適なタイミングについて紹介

予防方法②定期的に歯医者を受診する

定期的に歯医者を受診し、お口の汚れや虫歯の状態をチェックしましょう。しっかりケアできていると思っても、意外にお口の中には汚れが残っているものです。

歯医者への受診は早期発見・早期治療にも繋がりますので、症状の悪化や進行を防ぐためにも1〜2ヶ月の間隔で定期検診を行ってください。

【関連記事】歯医者でクリーニングを受けるべき理由と具体的な処置の内容

予防方法③生活習慣を見直す

虫歯菌の増殖に繋がる甘いものの摂りすぎを防ぐ、喫煙や飲酒の頻度を減らすといった生活習慣の見直しも、虫歯予防に効果的です。

食後は時間をおかずに4時間以内に歯磨きを行い、お口の中を清潔に保ちましょう。

我慢できない痛みは救急や夜間歯科を受診

今回は虫歯が痛いときにできる痛みの軽減方法、虫歯が進行しないための対処法について紹介しました。

どうしても我慢できない痛みはそのままにせず、救急歯科や夜間歯科を利用してください。痛みを軽減するための対策方法は万全ではないので、痛みの原因に直接アプローチすることが大切です。

救急や夜間歯科では、虫歯以外にも人工歯の破折、歯の動揺、自然に抜けてしまったようなケースにも対応できます。万が一のときに利用できるかかりつけのクリニックや救急歯科をチェックしておくと安心です。

新宿の歯医者「新宿ルーブル歯科・矯正歯科」では、無料でカウンセリングを行っています。歯に悩みがあり歯科受診を検討している方は、お気軽にご相談ください。
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この記事を監修した人

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医療法人社団ルーブル 理事長

水谷 倫康

愛知学院大学歯学部卒業後、愛知県を中心に多くのクリニックを持つ医療法人清翔会グループに入職。2019年12月に『渋谷ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。2022年12月にはグループ医院である『新宿ルーブル歯科・矯正歯科』を開院。
「気軽に相談できる歯のコンシェルジュ」をモットーとし患者との「コミュニケーション」を重要と考え、1人1人に合わせた「最善の治療」提案している。

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